ネイマールが試合前の握手を拒否 確執が噂される選手との間には...の画像はこちら >>

サントスでプレイするネイマール photo/Getty Images

フランス時代に因縁のあるチアゴ・メンデス

ブラジルリーグのヴァスコ・ダ・ガマ対サントス戦で、試合前から注目を集める場面があった。選手同士が握手を交わす恒例のセレモニーで、ヴァスコ・ダ・ガマのMFチアゴ・メンデスがFWネイマールとの握手を拒否したのだ。

『ESPN』が報じた。

両者の間には、2020年から続く因縁がある。きっかけとなったのは、当時チアゴ・メンデスがリヨンに所属していた時代のパリ・サンジェルマン戦だった。

この試合でチアゴ・メンデスはネイマールに対して激しいタックルを仕掛け、レッドカードを提示されて退場となった。ネイマールはこのプレイによって左足首を負傷し、捻挫と診断された。

試合後、チアゴ・メンデスはSNSを通じてネイマールに謝罪。「ケガをしていないことを願っている」とメッセージを送り、自身のプレイについて釈明した。

一方、ネイマール本人はチアゴ・メンデスを名指しで批判することはなかったものの、ネイマールの父親がSNSで激しく反応。危険なタックルだったとして、チアゴ・メンデスのプレイを問題視した。

それから約6年。両者は今年2月、ブラジル国内の試合で再び顔を合わせることになった。

この試合でも両者の間には緊張が走った。
前半、ネイマールがチアゴ・メンデスからファウルを受けたことをきっかけに、両者がピッチ上で口論。さらにチアゴ・メンデスがネイマールの顔に触れると、ネイマールが倒れ込む場面もあった。

両選手にはそれぞれイエローカードが提示されたものの、口論はその後も収まらなかった。

ハーフタイムにはネイマールが6年前のタックルについても言及。試合後のインタビューでは、チアゴ・メンデスに対して強烈な言葉を浴びせた。

「彼はいつも問題を起こそうとする。いつも強がっている。ずっとそうだ。敬意を込めて言うけど、彼は馬鹿だ」

さらにネイマールは、過去にパリ・サンジェルマンで負傷させられたことに触れたうえで、「また僕を傷つけるだけの度胸があるのか」と挑発するような発言も残していた。

そして今回のヴァスコ・ダ・ガマ対サントス戦。試合前の握手の場面でチアゴ・メンデスがネイマールをスルーしたことで、6年前から続く両者の確執が再び表面化した。

サッカーでは試合中の激しい接触から選手同士が衝突することは珍しくない。
しかし、この2人の場合は単なるピッチ上の一時的な口論ではない。2020年の危険なタックル、ネイマールの負傷、両者の再戦、そして今年2月の再びの衝突――。

時間が経過しても消えない因縁が、ブラジルの舞台で再び注目を集めることになった。

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