アトレティコ・マドリードに残留したアルバレス photo/Getty Images
アトレティコ・マドリードはアスレティックと対戦
アトレティコ・マドリード所属のFWフリアン・アルバレスは、サン・マメスで「許しへの道」をスタートさせることになる。そこで対戦するのが、現在のアルバレスの心境を最も理解できる選手の一人、アスレティック所属のFWニコ・ウィリアムズだ。
ニコも過去にバルセロナから強い関心を寄せられた経験がある。ただし、アルバレスとは異なる決断を下し、アスレティックとの契約を更新して残留を決めた。当時、スペイン代表でもあるニコの契約解除金は5000万ユーロに設定されていた。
両者の状況には多くの共通点がある。アルバレスがワールドカップで自身の状況について語った後、アトレティコ・マドリードではニコのケースとほぼ同じだと受け止められていた。この見方は、アトレティコのCEOを務めるミゲル・アンヘル・ヒル・マリン氏も公の場で示している。
「バルセロナは我々を侮辱している。彼らは我々を軽視できる。しかし、実際に世界に示しているのは、彼ら自身を定義するような行動だ。我々にも、選手にも、メディアにも、そして自分たちのファンにも嘘をついている。実際には実行する能力のない移籍を、あたかも実現できるかのように思わせようとしている」
「バルセロナがこのような行動を取るのは今回が初めてではない。
ニコはバルセロナからの関心を受けながらアスレティック残留を決断した際、まず言葉でファンへの思いを示した。
「アスレティックは私の家族だ。クラブ内で築いてきた関係は素晴らしい。ほかの場所でこのような環境を見つけられるとは思わない。そのとき、自分にとって正しいと思う決断をしたし、その決断にとても満足している」
さらにニコは、「サン・マメスで、ファンや家族とともに、大きな希望を持って歴史を作り続けたい」と語った。
また、ビルバオの街を歩く中でファンから多くの愛情を受けたことにも触れ、「最初からポジティブなメッセージをもらってきた。自分が持っているファンをとても誇りに思っているし、とても幸せだ」と語っていた。
そして今度は、アルバレスが自身のファンからの信頼を取り戻す番となる。バルセロナからの関心を受けたものの、移籍が実現しなかったという点で、アルバレスとニコには共通する部分がある。
バルセロナは両選手を獲得しようとしたものの、いずれのケースでも契約解除金を支払うことはなかった。サン・マメスでは、直近2度の夏にバルセロナが獲得を望みながら実現しなかった2人が顔を合わせることになる。

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