8月から9月にかけて勢力の大きな台風が北海道や東北などの野菜産地を直撃した。これにより、畑や輸送機関がダメージを受け全国的に野菜の値段が急騰、その結果「カレーが高級料理になってしまった」とTwitterで話題になっている。


「北海道の野菜がメチャクチャ高い」


9月7日の埼玉新聞web版の記事によると、台風の影響で埼玉県内のニンジンの卸売り価格はお盆前後に比べて2倍に、タマネギやジャガイモなども2~3割近く上昇したらしい。Twitterを見ても「北海道の野菜がメチャクチャ高い。。。ニンジンに至っては二日前にくらべて約8倍の値段でおったまげーー」「タマネギ ジャガイモ ニンジン…高くて食べられない…」「タマネギ1個90円でビビった」といったつぶやきが多い。

そしてニンジン、タマネギ、ジャガイモと言えばカレーの具材の定番。安価で美味しく食べられるはずのカレーが台風の影響でまさかの高級品になってしまったのだ。
これには「困ったときのカレーができなくなってしまった」「カレー様で家計をやりくりする予定が崩れた…」「しばらくカレーは無しかぁ」と悲鳴が上がっている。

カレーだけじゃない! 「シチュー」「肉じゃが」「コロッケ」も高級品に


ニンジン、タマネギ、ジャガイモをメインに使う料理はカレーだけじゃない。家庭で簡単に作れる洋風料理の定番「シチュー」もそれらを主に使う。また、「おふくろの味」の定番メニュー「肉じゃが」も同様。さらに「コロッケ」だってジャガイモやタマネギを使う。

ニンジン、タマネギ、ジャガイモ以外にもダイコンの値段が3割から6割ほど高くなっているようだ。
とすれば、これにより「みそ汁」までも高級品に?

「俺の得意な料理が一つも作れない……、一人暮らしでこれはキツい」「子どもの好きな料理の具材が軒並み高騰は困る」「まさか肉じゃがまでもが高級品になるとは」と、人気料理が封じられて四苦八苦の状態。いつまでこれが続くのだろうか。