光GENJIのバックダンサーとして誕生した平家派。2008年の『ザ少年倶楽部プレミアム』(BSプレミアム)で、TOKIO・城島茂山口達也国分太一V620th Century)の坂本昌行長野博井ノ原快彦によって再結成された伝説のグループだ。

今回はそんな6人の2~3月の動向・話題を振り返りたい。

★城島、年下グラドルと復縁でプロポーズ済み?
 2月28日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に、ジャニーズ事務所の後輩・ジャニーズWESTがゲスト出演。トークでひとしきり盛り上がった後は、問題に対して全員一致の回答ができればポイント獲得となる「結束力が強いのはどっちだクイズ」が行われた。第1問は「芸能界(ジャニーズ以外)でグループが一番お世話になった人は誰?」というお題だったが、TOKIOは進行役の国分以外の山口、松岡昌宏長瀬智也が12年に亡くなった女優の森光子と答えるも、城島のみが「合宿所のね、お手伝いさん」をチョイス。「狙って外すんだったら書くな」(松岡)「あれでしょ、関西の後輩来たからちょっと頑張ったんでしょ?」(山口)とツッコまれてしまい、ジャニーズWESTに向かって「これが“空回り”って言うんやね」と、体を張って後輩に指導する城島だった。

 城島といえば、昨年6月の「女性セブン」(小学館)に年下のグラビアアイドル・菊池梨沙との交際を報じられ、一時は破局説が飛び交ったものの、3月15日発売の同誌によると「ヨリを戻した」という。
2人の知人は、松岡も結婚を後押ししていると明かし、「梨沙ちゃんも城島さんからのプロポーズを快諾したようで、周囲は早くも祝福ムードです」と、コメントしていた。47歳の城島に訪れたおめでたい話題に、ネット上でもお祝いの声が続出している。

 そんな城島は、アートネイチャーのハイブリッド増毛法「マープ リボーン(MRP REBORN)」のイメージキャラクターに就任。3月23日よりテレビCMの第一弾がオンエアーされている。公私ともに順調とあって、年内のゴールインもあるかもしれない。

★“腕相撲おじさん”山口、平昌で中居や櫻井に会う
 1月17日放送の『TOKIOカケル』で、5月にCDデビューするKing&Prince平野紫耀との腕相撲勝負に負け、高級時計をプレゼントした山口。
ジャニーズWESTがゲストの回では、桐山照史が「キンプリの回を見させていただきまして。『腕相撲勝ったら好きなもの買ってもらえる』って聞いて。だから、鍛えに鍛えてきたんですけど」と挑戦状を叩きつけたが、山口は「誰もそんなこと決めてないよ!」「平野のせいで、後輩に会うたびに『腕相撲やりましょう』って言われる」と、不満げ。松岡に「腕相撲おじさんになっちゃった」と笑われ、「オレの諸事情も考えろよ……」(山口)と勝負を拒否し、どうにか出費を免れていた。

 朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)の月・水曜のメインパーソナリティを務める山口は、2月に韓国で開催された『2018年平昌オリンピック』の会場へ。公式携帯サイト・Johnny's webの連載「Riding!」(wave.270)では、アスリートの奮闘を目の前にして「観戦しながら緊張しっぱなしでした」と、感想を綴った。
また、取材現場でオリンピック番組のキャスターを務める中居正広櫻井翔や、『ビビット』(TBS系)のMCである国分に会い、「和む瞬間もありました」とのこと。TOKIO・嵐のファンに向け、山口&櫻井のツーショット写真もアップした。

 TOKIOが少女漫画雑誌「ちゃお」2018年2月号(小学館)に登場し、読者のお悩みに“全力でアンサー”する企画が実施された。小学生女子に人気の雑誌だけに、掲載情報を知ったTOKIOファンやネットユーザーからは「『ちゃお』にTOKIO? なぜ!?」といった戸惑いの声が続出したが、実際、TOKIOメンバー自身も困惑してしまったようだ。2月9日放送のラジオ『国分太一 Radio Box』(JFN系)に届いた、「太一くんの『恋愛ドラマみたいな恋できる?』という質問への答えが秀逸で、とてもよかった」というベタ褒めの感想をきっかけに、「ちゃお」について言及した。

 国分は雑誌名すら初めて聞いたといい、「『小学生が読む雑誌なので』って言われた時に、まずメンバー全員で言ったのは『これ、「ちゃお」は、どんな企画で僕らが通ったんだろうね(笑)』って」と話し、5人が疑問を抱きながら臨んだと明かした。
ちなみに、前述の質問に対しては「これだけ人がいる地球で、一人を好きになるってことが、もうドラマだよ」と答えていたそうで、本人は「ステキなこと、言ってますね~!」「自分で言うのもなんだけど、100点の答えじゃないっすか」と、自画自賛。「ぜひ連載したいなぁと。こちらのジャンルにもね、グイグイ、行きたいなと思いますけれどもね」「相談乗るというのは、とても大事なことだと思いましたね」と、なんだかんだで「ちゃお」は貴重な経験となった様子。

 3月5日オンエアーの『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系)で、国分は長崎県・長崎市にある「鎮西大社 諏訪神社」を訪れた。受験のすべり止めなどの祈願のため、こよりを狛犬の足に巻く「止め事成就の狛犬」と対面すると、「コメントのすべり止めしますか? 撮れ高が多い人になりたいからさ」と話し、「もうこれですべり知らずですよ。よかった~」と、安堵。
次に、狛犬を廻しながら祈願すると願いがかなう「願掛け狛犬」のスポットで、「あんまり最近音楽やってないからね。今年は音楽もね、いっぱいできますように、っていうことを(願った)」と、珍しく真面目にコメントした。

 TOKIOの音楽活動に関しては、4月スタートの松岡主演ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)の主題歌に注目が集まっていたが、3月下旬に謎の女性歌手・島茂子の1stDVDシングル「戯言」(5月16日)に決定したと発表され、一部ファンはTOKIOのニューシングルはいつになるのかと、恋しがっている。

★「10代にモテる」坂本、愛犬の名前はおかしい?
 元シブがき隊薬丸裕英が、2月21日付のブログに坂本や東山紀之木村佳乃夫妻、Sexy Zone中島健人川合俊一いとうあさこほか友人数名と「カジュアルフレンチ」を楽しんだと、料理の写真をアップした。薬丸は直前の19日に52歳の誕生日を迎えており、「最後にみんながお祝いしてくれました」と、報告。坂本はジャニーズの先輩や後輩に挟まれ、楽しいひとときを過ごしたようだが、残念ながら集合写真の公開はお預けとなった。


 ジャニーズは今年に入ってからネット上での画像・動画の解禁を徐々に許可しているが、2月23日にはタップダンサーのBattが『TAP THE BEST SHOW 2018』(17日~18日開催)を見に来た坂本と「久しぶりに会えた!」と、ツイート。かねてより坂本のレッスンに携わっていたというBattは「実は坂本さん タップ上手いんです」「誰にでもホント優しくて かっこいいし僕の憧れ。いつか共演できたらいいなー」と書き、メガネに私服姿の坂本との記念写真を投稿。いくらジャニーズの規制が緩んだとはいえ、プライベートとみられる写真の掲載は“アウト”の可能性が高いだけに、一部ファンが「坂本や事務所の許可を得ているのか」と、指摘。しばらくツイートは残っていたものの、のちに削除されてしまった。

 昨年7月の「フライデー」(講談社)で愛犬・ペチョと散歩する1コマが載り、「犬を飼いはじめたことで、ますます結婚が遠のくのではないかとV6メンバーに心配されている」と伝えられた坂本。3月12日放送の『三宅健のラヂオ』(bayfm)で、坂本ファンの19歳・大学生女性からのお便りを受け取った三宅は「坂本くん意外とね、10代の子にモテるんだよ」と明かし、昨年の『V6の愛なんだ2017 史上最高の夏まつり!』(TBS系)のロケでも、高校生から「ファンなんです」と声をかけられていたことを暴露。その模様を見ていた三宅は「スゴイな、おじさんモテてんじゃん」と思ったそうだ。

 さらに、三宅は坂本の魅力について「哀愁」「歌声」「ジャジーなダンス」などと語った上で、愛犬の名前を思い出し、「ペチョってでも、おかしいと思うんだよね、俺。名前が」と、主張。「いや、(坂本は)『鼻がペチャンコだからペチョだ』って言うんだけど、鼻がペチャンコだから“ペチョ”じゃおかしいじゃん。鼻がペチャンコなんだから、ペチャでしょ。なんでペチョなの?」「鼻がペチョンコってこと?」と、納得がいかない三宅にケチをつけられてしまった。

 グルメキャラでお馴染みの長野が、3月8日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に出演。過去の「明太子芸人」「にんにく芸人」「大根ありがとう芸人」企画に続いて、今回はケンドーコバヤシアンジャッシュ渡部建らと「ちくわ大好き芸人」として参加した。番組がスタートするなり、“ちくわ”で1時間の話題が持つのかと懸念するMC・雨上がり決死隊に対し、長野は「ちくわの魅力をわかってらっしゃらないんですよ」「このお話いただいた時に、心の中でガッツポーズしました」と、力説。東京・世田谷区の深沢にあるパン屋「BakeAwake」の「ちくわタラモ」「ちくわ昆布」をオススメしたほか、簡単に作れる料理「アボカド&コンビーフonちくわ揚げ」を紹介。コンビーフにアボカドを混ぜ込んで揚げた一品で、「ちゃんと主役がちくわですね」(ケンドーコバヤシ)と大好評だった。

 3月24日放送のラジオ『V6 Next Generation』(JFN系)では、平家派の“リーダー決め”エピソードを回顧。井ノ原が“昔ながらの喫茶店”の話をきっかけに、坂本へ「ああいう喫茶店作ってよ」「やっぱさ、リーダーっていうのやめて、マスターにしない?」と、悪ノリで呼び名の変更を提案し始めた。すると、坂本は「前もさ、平家派再結成じゃないけど、やった時にさ。『リーダー誰にしようか?』みたいな話になって。一番(ジャニーズ)歴が長い長野くんになったじゃないですか。その時も、『リーダーじゃなくて、キャプテンじゃなくて、何にしようか?』って言った時、決めたの覚えてます? “棟梁”ですよ!」「それ以来、1回も使ってないですからね!」と、ツッコミ。長野自身も「“あ、(リーダーは)俺だったんだ”って、今思い出したもん」と笑い、「僕らの癖ですね、その場の流れの会話。で、スーッと忘れていくっていうね」と、持ち味のゆるゆるトークぶりを反省した。

★井ノ原、『あさイチ』卒業日に「いい加減にしろ!」
 昨年3月に亡くなった渡瀬恒彦が主演を務め、井ノ原が出演していたドラマシリーズ『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)。連ドラの継続に不安の声も漏れる中、今年2月中旬には井ノ原主演の『特捜9』に生まれ変わり、4月期にスタートすることが明らかになった。井ノ原演じる刑事・浅輪直樹は、加納倫太郎(渡瀬)の娘・倫子(中越典子)と長年の交際を経て結婚。再集結した9係のメンバーと、新たなキャストを加えて事件を解決していくという。

 毎年恒例の『9係』と同じく井ノ原のライフワークとなっていたのが、朝の情報番組『あさイチ』(NHK)だ。2010年3月のスタート時より有働由美子アナウンサーとコンビを組み、数年前から『朝の連続テレビ小説』後の“朝ドラ受け”トークが話題に。安定した人気を誇るも、今年1月1日付のスポーツニッポンなどが有働アナの3月降板説を報じ、ネット上が深い悲しみに包まれた。報道から約1カ月後の2月6日、NHKは有働と井ノ原の降板を正式発表。7日の放送で、柳澤秀夫解説員を含む3人での卒業になると本人たちが生報告し、井ノ原は「誰か1人やめるんだったら、みんなでやめた方がいいとずっと思っていたので」と、胸中を吐露した。

 そして、ラストの3月30日は、声が出ない有働アナの代打で急きょVTRのナレーションを担当した井ノ原。張り切って「年度替わりのこの時期、いろいろな引き継ぎがありますよね!」と元気いっぱいに読み上げたところ、「肩の力抜いて!」(有働アナ)と注意を受け、その後は落ち着いたテンションで乗り切った。また、この日のテーマは「引き継ぎの極意」で、スタジオには新MCのお笑いコンビ博多華丸・大吉」と近江友里恵アナウンサーが登場。井ノ原は司会を引き継ぐ博多華丸・大吉に手紙を送っていたといい、番組内では「前のことってどんどん忘れた方が絶対いいです、皆さん。その方がより良く毎日を暮らしていけるから」と、視聴者に訴えた。

 最後までMC交代によって“ロス”という声が上がってほしくない旨を強調していたが、柳澤解説員が「そうだよ、ロスじゃなくて『ニューヨーク』って言ってもいいんだよ、たまには」と返すと、井ノ原は机を叩いて「いい加減にしろ! 最後の最後だから言わせてもらうぞ! いい加減にしろ!」と声を荒げ、笑いを誘う一幕も。エンディングは「みんな大好き、ありがとう。4月からもシクヨロ!」と明るいノリで締めくくり、井ノ原らしいフィナーレを迎えた。