「美人すぎる○○」。あれはたしか、「美人すぎる海女さん」あたりから自然発生的に火がついたかと記憶しています。
就職活動中に「自由にシフトを組める」という求人広告に目がとまりタクシー会社の門を叩いたのがきっかけ。テレビや雑誌をはじめメディア出演が激増した今でも、忙しい東京の人たちの貴重な足となって奮闘中です。
そんな生田佳那さんが選んでくれたのは、もちろん「ドライブしながら聴きたい楽曲」。タクシーの営業中は、規定で好きな音楽を流すことはできないそうですが、時折口ずさんだり、プライベートの運転中に聴くお気に入りを教えてもらいました。
こんにちは。
ある休日の晴れた日の午後に(友だちと)「12秒」HKT48
中学の頃からモーニング娘。とかアイドルが好きだったこともあるのですが、今でも乃木坂46やHKT48が大好きなんです。そんななかでお友達と一緒に気持ちよく晴れた日のドライブで聴くとしたら、HKT48の「12秒」。
カップルが見つめあってキスをするまでの平均時間が12秒だそうです。やっぱりこういう曲は女子同士での方がアガります。
出典元:(YouTube:HKT48)
ある休日の晴れた日の午後に(一人で)「陽のあたる坂道」Do As Infinity
私が中学生くらいの頃によく流れていた曲なんですが、最近どこかでふと聴いたときに歌詞がものすごく入ってきたんです。もともとメロディーは好きだったんですけど、サビのところの歌詞で完全に持っていかれました。
"誰もがいつか 越える坂道
その先には
まるであの日の 素顔のままの 僕等がいる
遠まわりでも 必ず たどりつける
きっと きっと いつか"
出典元:(YouTube:avex)
ある休日の晴れた日の夕方に一人で聴く「強く儚い者たち」Cocco
これもいまになって聴いてすごく響いた曲です。
"だけど 飛魚のアーチをくぐって
宝島が見えるころ
何も失わずに
同じでいられると思う?"
どうして飛魚なのか、前はわからなかったんですけど、最近になって「飛魚のアーチ」という表現がすごく意味のあることだと気付いたんです。
出典元:(YouTube:Cocco)
大好きな乃木坂46、前提のドライブ音楽
一般的にもそうだと思いますが、乃木坂46はいま私のなかでピーク中のピークの存在。メンバーみんな多彩で大好きですが、とくに神がかっているのが歌詞です。ぜひ歌詞をちゃんと聞きとりながら聴いてほしい曲ばかり。運転中に気をとられすぎるとキケンですが(笑)。
辛いときでもがんばれる気持ちをくれる曲は、乃木坂46の「きっかけ」です。
出典元:(YouTube:乃木坂 46 OFFICIAL YouTube CHANNEL)
「ハルジオンの咲く頃」は、寒い冬に運転していてもちょっと温かくなれます。
出典元:(YouTube:乃木坂 46 OFFICIAL YouTube CHANNEL)
天気が悪いときのオススメは「何度目の青空か」ですね。
できれば、曇から太陽が差し込む頃がベスト。
出典元:(YouTube:乃木坂 46 OFFICIAL YouTube CHANNEL)
空いている高速道路で(スピート注意)「Take me to the top」ONE OK ROCK
スピードが出る高速道路では、やっぱり疾走感のある曲がいいですよね。オススメはどの曲というわけではないですが、ONE OK ROCKです。でも、決して渋滞にハマったときはやめておいた方がいいかもしれません。
出典元:(YouTube:BVTV)
下道でちょっと混んでいるときは「ありあまる富」椎名林檎
渋滞していると「どうして進んでないんだろう?」って気になってしまうタイプなので、気持ちを落ち着けるために聴く曲です。理由はわからないのですが、なぜか落ち着くんです。
出典元:(YouTube:SheenaRingoVEVO)
窓を開けて走るのがちょうどいい季節には、Flowerの「Blue Sky Blue」
秋や春の気持ちのいい日はflowerがオススメ。とくに好きなのがこの2曲です。
出典元:(YouTube:Flower Official YouTube Channel)
出典元:(YouTube:Flower Official YouTube Channel)
真っ白な雪化粧をスタッドレスつけて走るには、Taylor Swift「Wildest Dreams」
アイスランドの雪で埋もれた真っ白な道を運転していたとき、到着してから初めて知っている人の声を聞いたのがテイラー・スウィフトだったんです。それまで特別好きというわけではなかったのですが、ラジオから流れるこの曲が心地よかったのを覚えています。
出典元:(YouTube:TaylorSwiftVEVO)
これ以外にもたくさんの曲を持ってきてくれていた生田さん。仕事柄友だちとドライブにでかけても運転することが多いそうですが、本音では後部座席でゆっくりしたいときもあるそうです。
女性にとって”車中”とはどんな空間なのでしょうか。仕事に向かう時の車中、友達とランチに向かう車中、夫や子供を乗せて旅行に出かける車中。外界と隔てられた車という空間は、まさにプライベートな空間。ヘッドフォンで音楽を聴く機会が多くなった昨今。まさに車というのは性別問わず、自らを振り返る場でもありますよね。
猛暑の夏終わり、涼しい日が増えてきた今日この頃。生田さんのプレイリストで最高のドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(KKBOXライター:KKBOX編集室)