『ケトル』Vol.31は「黒柳徹子特集」だ。
「“永遠の小学1年生”黒柳徹子に学べば毎日がもっと楽しくなる!」というキャッチコピーのもと、黒柳徹子と「徹子の部屋」を徹底解剖。

黒柳徹子は、松田聖子は「泣いたの」と譲らなかった「ケトル」黒柳徹子特集

「トットちゃんから「徹子の部屋」40周年まで! 黒柳徹子かけあし年表」は、徹子0歳から現在までの徹子の歩みが見開き2ページの年表で一覧できる。
さらに
・トモエ学園
・NHK放送劇団
・NY留学
・舞台
・社会貢献
の5つのキーワードで解析。

「徹子の部屋」についての黒柳徹子インタビューが4ページ。
・ゲストに合わせて服を選んでいるが、そのコツは?
・「それが『徹子の部屋』をやっていて良かったことの半分くらいかもしれません」というその内容は何か?
・ネパールの少女との再会で、ボロボロと徹子さんが泣いた理由は?
など興味深い話が出てくる。

■「黒柳さんのすごいところって、いったい何だと思いますか?」テレビ朝日プロデューサー 田原敦子/制作プロデューサー 三ツ木仁美
■「日本一オシャレな“部屋着"の秘密を教えてください」衣装デザイナー田川啓二
■「いつまでも少女な黒柳さんにいただいた 愛と勇気と夢のあるバトン」満島ひかり
■久米宏ロングインタビュー
と、4つのインタビューで、本人以外の視点から徹子さんを探る。

久米宏ロングインタビューでは、松田聖子が「青い珊瑚礁」で初めてランキング1位を獲得したときのことが語られる。

“「僕は涙が見えなかったので、『泣いてない』と言ったんですが、徹子さんは『泣いたの!』とゆずらない(笑)。それを放送で言ったのがすごいですよね。”

他にも、黒柳徹子金言集・渋谷直角エッセー・徹子を愛したお友達・チャレンジ!黒柳徹子・黒柳徹子さんのモノ図鑑・黒柳さん好きなら当然チェック 心を揺さぶられる本と映画、と大充実。

“テレビの収録で、黒柳徹子が上野動物園のパンだを見て「かわいい!」と言う回数を、ディレクターが数えていた。その数、実に182回!”なんて感じの徹子一行豆知識もページ下についていて徹子さんの世界をたっぷり味わえる特集になっている。オススメ。
米光一成