第５週「信じるんです！」 第２８回 １１月１日（木）放送より
脚本：福田 靖
演出：安達もじり
音楽：川井憲次
キャスト：安藤サクラ、長谷川博己、内田有紀、松下奈緒、要潤、大谷亮平、
桐谷健太、片岡愛之助、橋本マナミ、松井玲奈、呉城久美、松坂慶子、橋爪功ほか
語り：芦田愛菜
主題歌：DREAMS COME TRUE「あなたとトゥラッタッタ♪」
制作統括：真鍋 斎
はんこが売れて喜んでいたのもつかの間、ある晩、泥棒に入られる。
鈴（松坂慶子）が見つけて糾弾すると・・・。
お風呂シーン効果か、２７話の視聴率は２３．１％（ビデオリサーチ調べ関東地区）。
お風呂効果は、「西郷どん」で水川あさみ演じるお龍のお風呂シーンからはじまった３３話の視聴率が高かったことからもありと考えられる。
だがしかし、長谷川博己のいろいろ（拷問、絶叫、号泣、おいで、お風呂）と早くも勝札を出し過ぎて、さすがにそろそろ手もないだろう。
そこへうまいこと、瀬戸康史が入って来た。
さらに、要潤（忠彦役）も戻って来た。
長谷川、要、大谷亮平（真一役）が揃っていた初期のイケメン祭り、再び。しかも若手の参加。
２７話のおわり、あやしい人物が香田家のアトリエから侵入。家の中を物色し、せっかく稼いだお金をあわや盗んでいってしまうのかーと思ったら、
鈴（松坂慶子）が発見。「みなの者、出合え、出合え〜」と威勢よく捕まえる。
女性と子どもと腺病質ぽい萬平（長谷川博己）しかいない家だけど、鈴が一番強そう。こういうとき、武士の娘らしさが発揮される。
それが、瀬戸康史演じる神部茂。
戦争から帰ってきたら、家はなくなって母も亡くなって、天涯孤独になっていた。
瀬戸康史は１１月５日から再放送がはじまる「あさが来た」でも後半、重要な役で出ている。
聡明、快活な雰囲気をもった好感度の高い俳優である。
鈴を中心に糾弾していると、突然倒れてしまう神部。
お腹が空いていたのだ。
そのまま、ご飯を食べさせてもらって・・・朝。
福子が目を覚ますと、萬平が隣にいない。
なんと、台所で倒れていた。
「あれ？ どうして僕はここに？」
まさか、神部が萬平を殴ってお金を盗んで逃げたのか、と思ったら、
彼は元気に、助けてもらったお礼にと掃除していた。
萬平は、昨晩、神部につきあっているうちに台所で寝てしまったということなのだろうけれど、
床に倒れ込んだままで朝を迎えるか？ 引っ掛け問題過ぎる。そして、リアルに考えたら、まだ体の調子が悪いのではないかと心配になる。
そしてまた、夜、同じようにして、アトリエから忍び込む男が・・・
忠彦だった！ 感動の再会。
鈴が寝ていたから気づいたわけで、アトリエの戸締まりをもっとしっかりしたほうがいいかと思うが、
忠彦も帰ってきたから、その心配もないかもしれない。
夜中にお風呂に入って、肌つるっつる、髪さらっさらで、朝、子どもたちと再会した。
さて。
時々、朝ドラを見て気になる部分を、朝ドラヒロインをなにかと咎める「国防婦人会」の人たちのようにチェックしていきたいと思います。
◯一回お風呂入っただけで完全復帰できるほどでは、戦争は地獄であったと振り返ることに説得力がないと思います。
◯萬平さんの気の失い方も心配です。
（ひとり朝ドラ国防婦人会 会員 ５歳）
（イラストと文／木俣冬）
連続テレビ小説「まんぷく」
◯NHK総合 月～土 朝８時～、再放送 午後０時４５分～
◯BSプレミアム 月～土 あさ７時３０分～ 再放送 午後１１時３０分～
◯１週間まとめ放送 土曜９時３０分～
朝ドラ「べっぴんさん」もBS プレミアムで月〜土、朝７時１５分から再放送中。
第２８話レビューはコチラ
脚本：福田 靖
演出：安達もじり
音楽：川井憲次
キャスト：安藤サクラ、長谷川博己、内田有紀、松下奈緒、要潤、大谷亮平、
桐谷健太、片岡愛之助、橋本マナミ、松井玲奈、呉城久美、松坂慶子、橋爪功ほか
語り：芦田愛菜
主題歌：DREAMS COME TRUE「あなたとトゥラッタッタ♪」
制作統括：真鍋 斎
イラストと文／木俣冬
２８話のあらすじ
はんこが売れて喜んでいたのもつかの間、ある晩、泥棒に入られる。
鈴（松坂慶子）が見つけて糾弾すると・・・。
新男子メンバー登場
お風呂シーン効果か、２７話の視聴率は２３．１％（ビデオリサーチ調べ関東地区）。
お風呂効果は、「西郷どん」で水川あさみ演じるお龍のお風呂シーンからはじまった３３話の視聴率が高かったことからもありと考えられる。
ドラマの最初のほうにあると効果的なのかもしれない。
だがしかし、長谷川博己のいろいろ（拷問、絶叫、号泣、おいで、お風呂）と早くも勝札を出し過ぎて、さすがにそろそろ手もないだろう。
そこへうまいこと、瀬戸康史が入って来た。
さらに、要潤（忠彦役）も戻って来た。
長谷川、要、大谷亮平（真一役）が揃っていた初期のイケメン祭り、再び。しかも若手の参加。
２７話のおわり、あやしい人物が香田家のアトリエから侵入。家の中を物色し、せっかく稼いだお金をあわや盗んでいってしまうのかーと思ったら、
鈴（松坂慶子）が発見。「みなの者、出合え、出合え〜」と威勢よく捕まえる。
女性と子どもと腺病質ぽい萬平（長谷川博己）しかいない家だけど、鈴が一番強そう。こういうとき、武士の娘らしさが発揮される。
それが、瀬戸康史演じる神部茂。
戦争から帰ってきたら、家はなくなって母も亡くなって、天涯孤独になっていた。
瀬戸康史は１１月５日から再放送がはじまる「あさが来た」でも後半、重要な役で出ている。
聡明、快活な雰囲気をもった好感度の高い俳優である。
萬平さん、大丈夫か
鈴を中心に糾弾していると、突然倒れてしまう神部。
お腹が空いていたのだ。
そのまま、ご飯を食べさせてもらって・・・朝。
福子が目を覚ますと、萬平が隣にいない。
なんと、台所で倒れていた。
「あれ？ どうして僕はここに？」
まさか、神部が萬平を殴ってお金を盗んで逃げたのか、と思ったら、
彼は元気に、助けてもらったお礼にと掃除していた。
萬平は、昨晩、神部につきあっているうちに台所で寝てしまったということなのだろうけれど、
床に倒れ込んだままで朝を迎えるか？ 引っ掛け問題過ぎる。そして、リアルに考えたら、まだ体の調子が悪いのではないかと心配になる。
ひとり朝ドラ国防婦人会
そしてまた、夜、同じようにして、アトリエから忍び込む男が・・・
忠彦だった！ 感動の再会。
鈴が寝ていたから気づいたわけで、アトリエの戸締まりをもっとしっかりしたほうがいいかと思うが、
忠彦も帰ってきたから、その心配もないかもしれない。
夜中にお風呂に入って、肌つるっつる、髪さらっさらで、朝、子どもたちと再会した。
さて。
時々、朝ドラを見て気になる部分を、朝ドラヒロインをなにかと咎める「国防婦人会」の人たちのようにチェックしていきたいと思います。
◯一回お風呂入っただけで完全復帰できるほどでは、戦争は地獄であったと振り返ることに説得力がないと思います。
◯萬平さんの気の失い方も心配です。
（ひとり朝ドラ国防婦人会 会員 ５歳）
（イラストと文／木俣冬）
連続テレビ小説「まんぷく」
◯NHK総合 月～土 朝８時～、再放送 午後０時４５分～
◯BSプレミアム 月～土 あさ７時３０分～ 再放送 午後１１時３０分～
◯１週間まとめ放送 土曜９時３０分～
朝ドラ「べっぴんさん」もBS プレミアムで月〜土、朝７時１５分から再放送中。
第２８話レビューはコチラ
