12月12日、ブラジル全国選手権の表彰式が行われ、優勝を果たしたパルメイラスからFWガブリエル・ジェズスがMVPに選出された。ブラジルメディア『グローボ』が報じている。


 19歳のガブリエル・ジェズスは、今季18試合に出場し12得点を記録。パルメイラスの22年ぶりとなるリーグ優勝の原動力となった。また、8月に行われたリオ・デ・ジャネイロ五輪では、U‐23ブラジル代表の一員として初の金メダル獲得に貢献。その後はチッチ監督が率いるブラジル代表にも選出され、ロシアW杯最終予選では6試合5得点をマークしている。来年1月からは、マンチェスター・シティへと活躍の場を移す。

 今回の受賞に対し、ガブリエル・ジェズスは「MVPを受賞することができて、本当に満足しているし、とても嬉しく思う。
投票してくれた全員に感謝しているし、チームメートの助けがなかったら、この賞を受賞することはできなかった」と、コメントしている。

 ベストイレブンではパルメイラスから最多となる7名が選ばれたほか、元ヴァンフォーレ甲府のFWポッチケが得点王として表彰されている。

 各賞の受賞者は以下のとおり。(カッコ内は所属クラブ)

■MVP
ガブリエル・ジェズス(パルメイラス)

■ベストイレブン
GK ジャイルソン(パルメイラス)
DF ジェアン(パルメイラス)
DF ジェリー・ミナ(パルメイラス)
DF ジェロメウ(グレミオ)
DF ジョルジ(フラメンゴ)
MF チェチェ(パルメイラス)
MF モイゼス(パルメイラス)
MF ジエゴ(フラメンゴ)
MF ドゥドゥ(パルメイラス)
FW ロビーニョ(アトレチコ・ミネイロ)
FW ガブリエル・ジェズス(パルメイラス)

■最優秀監督
クーカ(パルメイラス)

■得点王(14得点)
ジエゴ・ソウザ(スポルチ)
フレッジ(アトレチコ・ミネイロ)
ポッチケ(ポンチ・プレッタ)