若い頃はかなり太めの体形で、約89キロまで太ったこともあるというケイト・ウィンスレット。学校では主に女子達より「デブ」とイジメられずいぶん悔しい思いをした。
その体型には演劇の先生まで呆れ、「ポッチャリ少女の役で我慢できるなら、(女優として)うまく行くかもよ?」と言い放たれたほどだったという。そんなケイトがハリウッドでの大成功につき「これぞイジメっ子達に対する復讐だわ」とコメント。さらに「『今の私をご覧』とイジメっ子達に言ってやりたい」とも語った。

このほど『タイタニック』などで知られる英女優ケイト・ウィンスレットが『Today』のインタビューを受け、これまでに実際に経験した“リベンジ”(復讐)について問われ、こう答えた。

「私、若い頃はイジメを受けていたの。そう、デブだったから。
それに10代の頃は少し演技もしていたから、それに嫉妬する女子達もいたわ。」
「(だから今ハリウッド女優になっていることこそ)私の復讐ね。こんなに素敵な仕事に恵まれていて、健康な子供達がいる。ハッピーな人生だから、こう言ってやりたい感じ。『アンタ達、今の私を見てみなさいよ』ってね、オッホッホッホ。」

ちなみに親友レオナルド・ディカプリオとの共演作『タイタニック』の大成功は、デブとイジメられ続けたケイトにとって、とりわけ誇らしいことだったという。

「そう。本当にすごく、すごく、素敵なことだったわ。」

しかしイジメを受けた心の傷は大きく、ある日バッタリ再会した元・イジメっ子につっかかったこともあるのだとか。
思わず自制心を失くしたその瞬間につき、ケイトは過去にこう語っている。

「その子はデパートの化粧品売り場で働いていたの。」
「そこに行って、こう言ってやった。『ものすごいビッチだったあなたに、お礼が言いたい。(あなたのイジメの)おかげで、私はより強い人間になれたんだから』って。」

ちなみに今のケイトは『タイタニック』に出演した頃よりずいぶん細いが、「これは食べない」「あれも駄目」といった厳重なダイエットは基本的に無理だそう。今も飲みたいと思えばワインを飲み、欲しいと思えばケーキもペロリ。しかし末っ子はまだ2歳と幼いため一緒に動きまわることが多く、おかげで健康的な体を維持できているという。
ハリウッドで大成功し幸せな母にもなった彼女を見て、かつてイジメた側の人間は心底恥じ入っているに違いない。

出典:https://www.facebook.com/TitanicMovie
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)