過去に摂食障害を患い、自傷、アルコールやドラッグにハマるなど荒れ果てた生活を続けた末にリハビリ生活をしたこともある歌手デミ・ロヴァート。彼女が話題のドキュメンタリー『Demi Lovato: Simply Complicated』の中で明かした衝撃の過去をご紹介したい。


■男女交際について
「実は、デートアプリを使っているの。(アプリで連絡しあう)相手は男性、それに女性もいるわ。人間同士のつながりだもの、私はそういう関係にオープンなの。相手が男性だろうが女性だろうが、私にはどうでも良いことなの。」

■カジュアルセックスについて
「女性がカジュアルにセックスすることを、不名誉なことって思う人もいる。でもこの体は私のもの。選択肢は私にあるの。
セックスは誰かと‘つながり’を持つことよ、楽しいわ。」

■ドキュメンタリー作品に出る思い
「実は不安なの。前に長いインタビューに応じた時は、コカインを使用していたから。」

■コカインの使用歴
「初めてコカインに手を出したのは17歳の時、ディズニーチャンネルに出ていた頃だわ。友達に教えられてやり始めたの。ママには絶対やるなって言われていたの、心臓がダメになるからって。だから怖かった。でもとにかく手を出してみたら、気に入ってしまったのよ。」

■双極性障害
「初めて治療に行ったのは18歳の時よ。
そこで診断が下って、ようやく納得できたの。もっと若い頃、真夜中まで音楽をかけたり曲をかいたりして起きていたものよ。それから躁病についても知ったわ。そう、躁病なんだって気付いたのよ。それで(それまでの行為は)自分のせいじゃないって気付いたの。」
「それに、すごく幼い頃から鬱だった。死に魅了されてしまったの。
お葬式ってどんなものかと考えたりね。どうしてそんなに暗い考えなのかも分からなかった。」

■ダンサーを殴った過去
「彼女は飛行機にいたの。私は彼女の所にいって、後は何が何やら…。でもみんなが興奮状態になっていたわ。ただこれは覚えているの。座って、ママにメールしたのよ。
『ごめんなさい』って。それから丸一日眠ったわ。もう限界に達していたの。」

■長年交際したウィルマー・バルデラマとの別れ
「心はいつも彼と一緒。そう思っているわ。これからもそうだと思う。だって6年間も一緒にいたのよ、大事に思えないわけがないわ。」
「もう恋心が無くなった―そんなんじゃないの。
ただ友達としてのほうが上手くいく。そう互いに思ったのよ。」

■摂食障害
「今も摂食障害が一番大変だと思っているの。」
「常に食べ物のことを考えているの。そしてボディイメージが常に頭に浮かんでしまう。次は何を食べよう、あれを食べなきゃ良かった…そんな思いが消えないの。」

■摂食障害の克服に向けて
「孤独になると空腹を感じ暴食に走ってしまうの。ムーブオンする方法は分からないわ。」
「ワークアウトは私にとって瞑想のようなもの。無の境地に至れるからよ。」

■音楽にかける思い
「これまでの人生を振り返るとこう思うわ。
もし音楽がなければどうなっていただろうって。友達も家族もいる。でも目的を与えてくれたのは音楽なの。学校でイジメられた時もよ。音楽が前に進むモチベーションになった。私の存在価値を信じない人達に『自分もいつか成功すると証明してみせる』って動機を私に与えてくれたの。」

現在デミは25歳。しかし7歳の頃から死にたいと考えていたといい、自分では「21歳まで生きられるとは思っていなかった」という。まだ完全に癒えたとは言えないものの、前向きに生きるデミの姿に勇気を与えられている若者は多いはずだ。

画像は『Demi Lovato 2017年10月3日付Instagram「Loved this dress and glam.. thanks @luxurylaw @jillpowellglam & @cesar4styles」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)