今回記事でご紹介するのは1998年より週刊少年ジャンプで連載されている漫『HUNTER×HUNTER』（ハンターハンター）（冨樫義博）のあらすじです。
公式略称はH×H。作者の富樫義弘は『幽遊白書』『レベルE』などでも知られている人気漫画家。
本作は二度にわたりアニメ化され、現在でも高い人気を誇っています。
周到に張り巡らされた伏線、いずれ劣らぬ切れ者揃いのキャラクターたちの頭脳戦に注目してください。
※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。
『HUNTER×HUNTER』（ハンターハンター）のあらすじ
主人公はくじら島に住む12歳の野生児、ゴン＝フリークス。
キツネグマに襲われている所をハンターのカイトに助けられて以来、ハンターに憧れている少年です。
ハンターとはある特定の事物を追求する人々の総称で、ハンター協会が主催する試験に受かり、免許を取得しなければ活動が認められません。
しかし育ての親のミトはゴンが危険なまねをするのに渋り、ハンター試験への挑戦に反対しています。
ゴンもミトを心配させるのは本意ではないものの、長年の夢を諦めきれず、彼女を説得して旅立ちました。
くじら島を後にしたゴンは、ハンター会場行きの船の中で同じくハンター志望のクラピカ、レオリオと出会います。
会場到着後に同い年のキルアとも仲良くなり、自然と四人で行動することが増えました。
現役ハンターの教官が出す課題をクリアし、どうにか最終試験に進んだゴンたち。
ですが最終試験で番狂わせが起き、キルアだけが脱落してしまいました。
実はキルアは暗殺者一族ゾルディック家の人間で、兄のイルミが参加者に紛れ、連れ戻しに来ていたのでした。
ゴン・クラピカ・レオリオはゾルディック家に赴き、使用人たちの妨害を乗り越え、キルアと再会を叶えます。
そこでキルアの本心を確かめ、彼の父親に殺し屋をやめる許可をもらいました。
翌年キルアは見事試験に合格、ゴン達に一年遅れでハンターの資格を手に入れます。
その後ゴンはクラピカ・レオリオと別れ、キルアと共に格闘施設・天空闘技場に行き、実力試しを始めました。
天空闘技場にて闘士の少年ズシ、その師匠・ウイングと親しくなった二人は、ハンターの大半が持っている念能力の存在を知ります。
イルミの強さの秘密が念能力にあると睨んだゴン達は、ウイングの指導のもと修行に励み、遂に念能力に覚醒しました。
クラピカとレオリオも念能力の取得に成功し、ようやく本当のスタート地点に立った四人に、ハンター任務が下されます。
