今回記事でご紹介するのは2020年4月よりスクウェア・エニックス「Gファンタジー」で連載されているSFアクション漫画、『東京エイリアンズ』のあらすじです。
作者のNAOEはアニメ化された『青春×機関銃』を手掛けたことでも知られており、スタイリッシュな美男美女キャラクターの作画に定評があります。
人間に擬態して地球で暮らす宇宙人たちと、彼等が巻き起こす様々な事件を解決する「AMO」の活躍を描いた物語を、ぜひお楽しみください。
※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。
『東京エイリアンズ』のあらすじ
主人公は高校生の郡司晃(ぐんじ あきら)。

幼い頃に父親の郡司晃雄(ぐんじ あきお)を亡くし、現在は伯母の家に居候しています。
正義感の強い晃雄は晃の憧れでしたが、晃自身はヒーローに程遠い平凡な少年であり、それを引け目に思っていました。
ある日のこと、同級生のハイスペック男子・天空橋翔(てんくうばし しょう)が何者かを追っている現場に遭遇した晃。
翔に協力することになった晃は、翔が「AMO」こと「Alien Management Organization(エイリアン マネジメント オーガニゼーション)」所属のエリート捜査官だと知らされました。
AMOは移住先の地球で犯罪に関与した宇宙人を逮捕する組織で、晃は身近に宇宙人が潜んでいた事実に驚愕を隠し切れません。
翔を介して「AMO」の特別機動隊責任者・雨宮零士(あまみや れいじ)と引き合わされた晃は、彼が晃雄の後輩にあたり、殉職した父もまた「AMO」の一員だったと聞かされ、自分も捜査官に志願します。
しかし「AMO」正式加入の為には試験を突破しなければなりません。
意を決しテストに臨んだ晃は案の定苦戦を強いられるものの、追い詰められるや一転凄まじい潜在能力を開花させ、見事合格を掴み取ります。
同い年・同じ学校の翔とバディを組み、宇宙人絡みの様々な任務をこなす中で、晃は宇宙人にも様々な価値観があることを知り、彼等と友達になりたいと願うようになりました。
されど宇宙人と地球人の溝は根深く、両者の調停に苦労します。
一方で父を殺害した謎の宇宙生物、通称ハクギンの消息を追いかけるうちに、雨宮の怪しい挙動に徐々にひっかかりを覚えるように。
雨宮は晃雄に不可解な執着を見せ、その息子の晃をわざと死地に送り出して危険に晒すなど、職務を逸脱した奇行が目立ち始めました。
幼少時に妹と共にハクギンに襲われて以降、宇宙人並の超回復力が備わった翔は、時に身を挺して晃を助け、彼と友情を深めながら晃雄の死の真相に迫っていきます。
やがて晃雄を殺したハクギンが動き出し、「AMO」の面々は否応なく戦いの渦に巻き込まれていき……。