鈴木愛の“静かな”ガッツポーズ
アン・ソンジュ、申ジエ(ともに韓国)、渋野日向子といった実力者たちを制して優勝した鈴木愛。「一番大きかった」という一打が14番のティショット。右からの風に対して右に打ち出したが、打球は風に乗って流されていく。左の林のなかに入ることを覚悟したが、なんと木に当たってフェアウェイに。ソンジュと同スコアで並ぶ状況だけにとてつもないラッキーだった。
よほどうれしかったのだろう。
「最初は『何だろう』と見入ってしまったが、すぐに我に返りシャッターを押しました。優勝会見で『久々のラッキーでした』と話していたようですが、その後PINGの関係者の方も『見ていても鈴木プロは今年は本当にアンラッキーが多かったんです』と話していました。それだけにお礼を言いたくなったんだと思います」(鈴木カメラマン)
ウイニングパットを決めた後もかみしめるようなガッツポーズだったため、こちらにも驚いたという鈴木カメラマン。「不運やパッティングの不調を乗り越えての優勝でかみしめるようなガッツポーズでしたが、愛ちゃんらしいド派手なガッツポーズもまた撮りたいですね」と次なる勝利を撮影する機会を心待ちにした。
■鈴木愛が静かなガッツポーズに込めた意味
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