英国の有力紙などから「今夏の東京五輪はすでに中止の方向で、2032年開催を目指す方向」との報道を受け、ゴルフ界でもIOC(国際オリンピック委員会)の決定に注目が集まっていた。
石川遼が投入した最新のドライバーを接写【写真】
ところが22日には「IOCと日本政府から、予定通り東京五輪を開催する方針を固めた」と米メディアも報道した。
「IOCからのステートメントは明確」と評価し、「プランBは用意していない。いま中止を決める理由はない」としたなど詳細を伝えている。
実際に4大メジャー大会を有するゴルフ界は、現時点では「五輪開催か延期か」については大きな議論になっていないのが現状。米LPGAツアーのマイク・ワン会長は12月、2021年のスケジュールを発表した際に「IOCや他のスポーツリーグのコミッショナーらと常に連絡を取っているが、必ず開催される」と自信の発言もした。
一方で1年延期されたことで、現在タイガー・ウッズ(米国)の世界ランキングは44位と1年前よりも大きく下降し、先日5度目の腰の手術を受けたことで「五輪出場は絶望的」と米メディアは報じた。