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天才・談志を嫉妬させた名著『赤めだか』
「坊や、よく覚えとけ、世の中のもの全て人間が作ったもんだ。人間が作った世の中、人間にこわせないものはないんだ」この人は天才だと思った。立川談春『赤めだか』は競艇選手に憧れ、身長が規定よりも高かったため...
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談志「落語なんて馬鹿でもできる。歌と踊りをやれ」立川生志と立川談慶が語る立川流1
落語立川流は故・立川談志が1983年に創設した団体だ。落語界初の上納金制度(現在は廃止)、前座から二つ目への昇進に落語50席(真打ちは100席)に歌舞音曲の習熟という明確な基準を設けて明文化するなど、...
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落語は死なない『待ってました! 花形落語家、たっぷり語る』
落語は死なない。2001年秋、世紀末のよくわからない喧騒がようやく過ぎ去り、見えない荷物を下ろしたつもりになっていたときに、その報道を聴いた。10月1日、3代目古今亭志ん朝死亡。享年63。辛い報せであ...
「立川談志」に関する記事
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『師匠、御乱心!』で始まった落語協会分裂騒動から40年。先代円楽は談志は志ん朝はどう動いたのか
いまから40年前の1978年5月24日、落語家の三遊亭円生、橘家円蔵(7代目)、古今亭志ん朝、三遊亭円楽(先代)、月の家円鏡(のちの8代目円蔵)らが東京の赤坂プリンスホテルで記者会見を行ない、所属して...
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立川談志、連続殺人犯、イエスの方舟、東条英機……ビートたけしが演じた実在人物
今夜(12月28日)9時からTBS系でスペシャルドラマ「赤めだか」が放映される。落語家・立川談春が師匠の立川談志とのかかわりをつづった同名のエッセイを原作とするこのドラマでは、若き日の談春に二宮和也(...
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天才・談志を嫉妬させた名著『赤めだか』
「坊や、よく覚えとけ、世の中のもの全て人間が作ったもんだ。人間が作った世の中、人間にこわせないものはないんだ」この人は天才だと思った。立川談春『赤めだか』は競艇選手に憧れ、身長が規定よりも高かったため...
次に読みたい「立川談志」の記事
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『ひとりブタ談志と生きた二十五年』『大事なことはすべて立川談志に教わった』プレゼント*締め切りました
「立川生志と立川談慶が語る立川流」インタビュー(前編、後編)、いかがでしたか?著者と版元のご厚意により、『ひとりブタ談志と生きた二十五年』と『大事なことはすべて立川談志【ししょう】に教わった』を各一冊...
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立川談志が死んで二年、立川流を継ぐのは誰なのか
あれっ、『談志が死んだ立川流はだれが継ぐ』が増補版で復刊しているよ。落語界中興の祖というべき立川流家元・7代目立川談志が病没したのは2011年11月21日のことだった。それから2年が経過したが、現在で...
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80年代の立川談志が聴けるたまらない音源
1983年5月、立川談志は落語協会を脱退し、家元となって立川流を創設することを決意した。直接の原因は、落語協会の真打昇進試験に望んだ弟子2人(立川小談志こと後の喜久亭寿楽、立川談四楼)が落とされ、明ら...