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銘菓?「くまさんのいす」と「子りすのきもち」

商品開発において、ネーミングは大事だというが、本当にそうだと思う。
買いたくなってしまう商品名って、あるもんね。

例えば、お菓子「くまさんのいす」。
これは、中央線国立駅キヨスクで発見した、なーんてことないただの「バームクーヘン」だ。
しかし! ひとたび「くまさんのいす」というネーミングをされたらどうだろう?
買うしかないではないか! 現に、筆者は買ってしまった。
バームクーヘンを「木の切り株」に見立ててこのようなネーミングをしたのであろうが、素晴らしいセンスである。脱帽。

ちなみに、筆者在住・東京立川市の銘菓、紀の国屋の「おこじゅ」。
どらやきとワッフルを足して二で割ったような皮に、あんこが入っていて、とても美味。筆者も大好物である。
その「おこじゅ」の名前の由来を紀の国屋本店にお伺いしたところ、
「多摩地方では、昔、『三時のおやつ』のことを『おこじゅ』と言ったんです。それから名付けました」
とのこと。なるほど、なるほど。

さて。
車で立川市内を走っていると、こんな張り紙が目についた。
「『子りすのきもち』はじめました」。

「子りすのきもち?」
その張り紙はケーキ屋に貼られていた。
きっと、「子りすのきもち」という新作ケーキなのだろう、と筆者は解釈し、分析に取りかかった。
「子りす、というからには、子りすなのだろう。きっと、マジパン(よくケーキの上に乗っている、サンタとかキャラクターをつくる材料)で子りすが作ってあって…。それで、立木のかたちのケーキで、木のうろから、子りすが覗いている、と。木のかたちのケーキにはココアクリームが塗ってあって…。クリスマスのブッシュ・ド・ノエルの立木版だな、きっと。それから、『栗』は必須だな。きっとマロングラッセが乗っていて…」

数日後、「子りす」の誘惑に負け、筆者は立川市・ケーキスタジオ35西国立駅前店のドアを開けた。
「いらっしゃいませ〜」
「子りすのきもち、ください」
「子りすのきもちですね〜、こちらです〜」

すると! ががーん。
「子りすのきもち」はクリームもマジパンもない、「焼き菓子」であった。円形のナッツケーキ、といったおもむき。
店員さんの話によると、「子りすのきもち」はお客さんがつけた名前なのだそう。ふむふむ。

さっそく筆者は「子りすのきもち」を購入し、食してみた。
「私は、子りすじゃ〜、子りすじゃ〜」と三度唱え、口に入れる。
ふむ。悪くない。
黄色の少ない菓子の色は、卵黄よりも卵白が多い感じの、エンジェルケーキに近いおもむき。中に、くるみやらいろいろなナッツが入っている。美味。

筆者は「子りすのきもち」を堪能し、最後のひとくちを「記事の参考のために」ととって置いた。
後刻、「さて、記事でも書くべいか」と最後のひとくちを取りに行くと、ないではないか!
きっと、そこで口をもぐもぐさせている「我が家の子りす」が食ったに違いない。
「どうじゃ? 子りすのきもちになれたか?」と娘キョウカにたずねたところ、
「おいしかった〜」
との返事。

なるほど、「子りすのきもち」とは、「おいしかった〜」なのであるか。(バーバラ・アスカ)

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