北海道はポテトチップスもでっかいど〜!
(上)「ほくほくチップス」(中)「ジャガだまかりんとう」「きなこ甘納豆」(下)「おたるワインキャラメル」など
ここ数年、ふとガラスや鏡に映ってしまった自分の姿を見る度に心に誓うことがある。「食いすぎはいかん」……と。
でも、この誓い、すぐに都合のいい言い訳とともに吹き飛んでしまう。
つい先日もこの誓い……吹き飛びました。
それは500g入りというビックなポテトチップス「ほくほくチップス」(発売元:(株)サンエス)である。コンビニでは一人食べきり用の40g前後のものや70gといったものが主流という時代に500gである。で、でかい。そしてその横にやはり同じサイズのポップコーンが。

ポテトチップスはここしばらく絶っていたのだが、あまりの大きさに「ううっ、食べてみたい」と素直に反応してしまったのである。

「中身もでかいのかなぁ、全部一度に食べたらやばいかなぁ」と一人ニヤケながら袋を開けてみた。
でっかいだけあって袋はジッパー付き。ポテトチップスそのものは普通サイズ。じゃがいもの大きさを考えればサイズが普通なのは当たり前なのに袋の大きさに圧倒されて妙な考えをしてしまった自分がちょっと恥ずかしい。お味はシンプルな塩味。
「うへぇ〜これなら思う存分食べられるよなぁ」とウヒウヒいいながら調子に乗っていたらやってしまいました。おそらく半分は食べてしまった模様。恐るべし! 「ほくほくチップス」。

(株)サンエスの営業担当の小木光陽さんによると、「ほくほくチップス」は北海道の観光地はもちろんのこと、北海道フェアなど全国で発売されているとのこと。(株)サンエスはお菓子の卸し業のみならず、北海道発の商品を北海道のメーカーと一緒に開発、自社ブランドとして色々な商品展開している。この「ほくほくチップス」は、北海道発の商品として北海道の雄大さを感じさせるもの、インパクトのあるものは何かと検討していく中、他には無い大きいものを作ってみようと言うことから生まれたそうだ。

「北海道発の商品を北海道のメーカー様と一緒になって全国に紹介しようと開発しました。発売は2000年2月より2品(ポテトチップス、ポップコーン)で開始しましたが、やはり初年度は知名度も無く販売には苦労しましたが、皆様のお陰で年々売上は向上しております」
と小木さん。

人気のワケは、味も然ることながらその大きさにもあるようだ。
「クリスマス・年末年始等々のパーティー等にお持ちになると皆さん、大きさに驚かれる事が多いそうです。又、北海道の観光地でも販売されていますので、観光客の方が箱買い(1箱8袋入り)で本州方面へお土産として送っているとの事です」 

(株)サンエスでは、この他にも北海道の素材を活かした「ジャガだまかりんとう」「きなこ甘納豆」「おたるワインキャラメル」などの商品も開発・販売している。「ジャガだまかりんとう」はミルク風味の糖が何ともいえずさっぱりとした甘さでちょっとキャラメル風。
ジャガイモを使用することでサクッとした歯ざわりが実現したとのこと。「きなこ甘納豆」は半生タイプで大人の味。北海道は食の宝庫。まだまだ色々なお菓子が登場しそうな気配。そしてまた私の誓いが吹っ飛ぶようなビッグサイズが登場するかもしれません。
(こや)