カールおじさんもビックリの「でかカール」
(上)普通のカールと並べるとデカさがわかる!(下)中身も2倍サイズ
おなじみカールが、特大サイズで現れた。いつもニコニコ笑っているカールおじさんのビックリ顔に、私も思わずビックリしてしまった「でかカール」。


全長50センチもある、とにかくビッグなパッケージ。開けてみると、なかには通常サイズ60グラムの小袋が3つ入っていた。「なんだー、単なるお徳用パックか」なんて思っていたら甘かった。なんとこのカール、中の具の大きさも2倍だったのだ。さすがに一口で食べるのは難しいくらいの大きさで、なんだか食べなれたカールもまた新鮮な味わい。

そんなビックリ「でかカール」。
誕生秘話を明治製菓の広報担当者に聞いてみた。「あるバイヤーさんとの商談中の雑談で、でかいカールはできないの?と話題になり、おもしろそうだから試しにやってみるか! ってことになったんですよ。研究所で試作してみたら思いのほか面白く社内での反応も良かったんです」とのこと。なるほどー、そういう何気ない会話から新製品が生まれたりするのだ。

さらに大きさを変えただけではなかった。「大きくなった分、中心部の味の無い部分が多くなったので、味付けを濃くするなど工夫しました」とのことで、確かに食べ比べてみると味の違いがわかる。


そして、衝撃の事実も判明してしまった。「中身が大きいのでパッケージ・商品そのものがポップになるくらいにと考え、クリスマス前の催事品として企画しました」えっ、限定商品なの?! でかカールは昨年11月より販売しており、味はチーズ、塩のうすあじ、うすあじの3種類。塩のうすあじは東日本、うすあじは西日本のみの販売だそう。しかし限定品のため、残りわずかしかないとのことなので見つけたら迷わず買うしかない!

見つけたと思ったらもうお別れの「でかカール」。でも次に登場するビックリカールを楽しみに待っておくことにしよう。ついでに、私もひとつ考えてみた。
通常の袋のなかにさらに小袋が入った、サイズも半分の「プチカール」。食べやすいから女の子にもウケそうな気がするんだけど……。いかがでしょう?
(古屋江美子)