この春、メンズウィッグで変身してみない!?
2人とも、装着して外に出るのにはまだ抵抗があるそうです。下が、「前髪がうっとうしい!」とロングヘア初体験の父。
「メンズウィッグ」を知ってますか?
“カツラ”ではありません、あくまで“ウィッグ”です。

そんな「メンズウィッグ」をインターネットなどで販売しているグローバル通販のカタログのページをめくると、“歌舞伎町のホスト風”ロン毛や、“英国の少年風”ボブなど、通常の男性用カツラのイメージを覆すものばかり(銀髪の宇宙人風はキワモノとしか思えませんでしたが……) 。

しかも値段は6千円前後とかなりお得。

グローバル通販代表の安藤さんにお話を伺ったところ、
「メーカーと開発から関わっている商品は、何度もかぶり、フィット感を確認しました。フィット感をないがしろにすると、装着する気が失せてしまうからです。その結果、評判がわるくなり、安かろう=悪かろうとレッテルが貼られるからです」
お買い得な値段については、
「通常のかつらは、5万円から20万円が相場ですので、これら『高い商品』を買わなくても充分に楽しめる気持ちを与えたいのです」
なるほど、それなら若い人が気軽にトライできそう。購入者も20代から30代が圧倒的だとか。

やはりお客さんは、若くして薄毛で悩んでいる人が多いのか。
「断定はできませんが、薄毛で悩んでいる方が、1番目に多いです。次に普段の自分でない自分を演出したいと思っている方。また、病気や抗ガン剤の影響の方に、仕事がら坊主の方。僧侶やスポーツ選手などです」
僧侶!! 確かに、お坊さんもプライベートではお洒落を楽しみたいですもんね。

カタログではイケメンモデルさんが装着しているので、どの写真もかっこいいのですが、一般人だとどうなの!?
というわけで、まずは会社員のH君(26)に、実際に「メンズウィッグ」を装着してもらいました。
薄毛に悩んでる訳ではないけれど、今以上に髪をのばしたこともなければ、カラーリングもしたことがないというH君。
人生で一度ぐらい冒険してみなきゃね!
選んだのは、「ストリートウルフ(ダークアッシ ュブロンド)」。まさにH君のキャラと対極にあるような軟派な髪型。さあ、どんな風に変わるのか?

まずは網のネットを頭に被り、地毛を押さえつけて装着。ブラシで丁寧にとかしていくと自然に馴染んできました。こういうものってスポッと被るイメージがあったのですが、地毛と同じようにスタイリングが重要みたい。
装着完了後、おお、真面目なリーマンH君が、見事にチャラ男に変身(写真上2点)!

こ、これは面白すぎる。それならばと、次は、私の実父(60)にもチャレンジしてもらうことに。
安藤さんおすすめの「セレブなちょい悪オヤジの演出する ダックテールロング(ブラック)」、「若さを強調したい方に ボブウルフ(ミックスブラック)」の2品を装着。ロングの方は写真のとおり(下2点)……さすがに還暦オヤジには無理があるかと。しかしボブウルフのほうは意外に似合っていて、「ジャパネットたかたの社長に似てる!」と母にも好評(?)でした。

変身したい男性はもちろん、いつもと違う彼氏(夫)を見てみたい女性のみなさんも、こんなプレゼントはどうですか? 
(いなっち)
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