
写真上の、スニーカー形態のリアルさにただただ驚きです。全国の玩具店などで、4月26日発売(2625円)。パッケージもまさに、ナイキのスニーカー。<BR>(c)1984 2007 TOMY NIKE, NIKE FREE, JUST DO IT. and the Swoosh Design are trademarks of NIKE, Inc. and its affiliates, and used under license by TOMY.
車に、飛行機に、カセットテープ。そしてゴリラにハチだって……。
アメリカでの84年の登場以来(日本は85年から)、様々な形態からロボット形態へ変形(トランスフォーム)を繰り広げてきた、『トランスフォーマー』シリーズ。
そんなトランスフォーマーの、新たな展開、それが、他企業とのコラボレーションなのだ。
玩具と違う業種とトランスフォーマーとの融合。発売元の株式会社タカラトミーでは、これを「レーベル」として展開、その第1弾が、「スポーツレーベル」だ。
コラボ先の企業は、ナイキ(NIKE)。
そう、今度のトランスフォーマーは、ナイキのスニーカーが、ロボットに「トランスフォーム」しちゃうのである。
「ナイキのエアマックス世代と、トランスフォーマー世代が、現在の20代なかばで、ちょうど同じなんです。本来では革・布製品であるシューズがロボットになる。革新性がありますよね」
(株)タカラトミーのトランスフォーマー担当、山崎正彦さんが語る。
今回の商品「TRANSFORMERS SPORTSLABEL CONVOY feat.NIKE FREE7.0」のベースとなるスニーカーは、ナイキの「NIKE FREE 7.0」というもの。赤を基調にしたこれが、トランスフォーマーの司令官・コンボイに変形する。同時発売の黒をベースにした、「TRANSFORMERS SPORTSLABEL MEGATRONfeat.NIKE FREE7.0」は、敵役のメガトロンに変形する。
ちなみにロボット形態の時の足もとも、やっぱり同じスニーカーをはいているという細かさも。
スニーカー形態は、ナイキの基準である左足27センチのちょうど半分、13.5センチになるように作られていて、ナイキの厳しい監修を受けたスニーカー形態は、実際のスニーカーと比べてみても、その寸分たがわぬ再現度に驚く。
「靴は左右非対称なものですし、リアルにするために、足を入れるところに空間をつくりたい。そして、ロボットと靴、どっちのプロポーションも保たないといけないのがまた難しかったです」
ちなみにその箱も、実際のスニーカーの箱とそっくりだ。
なかでも注目したいのが、靴ひもがあるという点。これは、ちゃんど布製のひもが使用されていて、変形にはこのひもを。ロボットなのに、ひも。
「靴らしさって何だろうと考えた結果、そこにどうしてもこだわりたかった。取説の1番最初の項目が、『靴ひもをほどきます』。これはロボット玩具の、歴史の1ページを刻めた一文ではないかと思います」
(株)タカラトミーでは、夏に向けて2つ目のレーベル、「ミュージックレーベル」も進行中。
これは、iPod専用のスピーカーや、ミュージックプレイヤーが変形するという、実際に使用することのできるもの。音楽を楽しみながら遊べる商品だ。
「今後も、他企業の洗練されたイメージを持つアイテムとコラボしていきたいですね。トランスフォーマーや、ロボットに対する見方も変わっていくのかな、と思います」
と山崎さんは言う。
生活の中のトランスフォーマー、確かに楽しそうです。
(太田サトル)
アメリカでの84年の登場以来(日本は85年から)、様々な形態からロボット形態へ変形(トランスフォーム)を繰り広げてきた、『トランスフォーマー』シリーズ。
そんなトランスフォーマーの、新たな展開、それが、他企業とのコラボレーションなのだ。
玩具と違う業種とトランスフォーマーとの融合。発売元の株式会社タカラトミーでは、これを「レーベル」として展開、その第1弾が、「スポーツレーベル」だ。
コラボ先の企業は、ナイキ(NIKE)。
そう、今度のトランスフォーマーは、ナイキのスニーカーが、ロボットに「トランスフォーム」しちゃうのである。
「ナイキのエアマックス世代と、トランスフォーマー世代が、現在の20代なかばで、ちょうど同じなんです。本来では革・布製品であるシューズがロボットになる。革新性がありますよね」
(株)タカラトミーのトランスフォーマー担当、山崎正彦さんが語る。
今回の商品「TRANSFORMERS SPORTSLABEL CONVOY feat.NIKE FREE7.0」のベースとなるスニーカーは、ナイキの「NIKE FREE 7.0」というもの。赤を基調にしたこれが、トランスフォーマーの司令官・コンボイに変形する。同時発売の黒をベースにした、「TRANSFORMERS SPORTSLABEL MEGATRONfeat.NIKE FREE7.0」は、敵役のメガトロンに変形する。
ちなみにロボット形態の時の足もとも、やっぱり同じスニーカーをはいているという細かさも。
スニーカー形態は、ナイキの基準である左足27センチのちょうど半分、13.5センチになるように作られていて、ナイキの厳しい監修を受けたスニーカー形態は、実際のスニーカーと比べてみても、その寸分たがわぬ再現度に驚く。
「靴は左右非対称なものですし、リアルにするために、足を入れるところに空間をつくりたい。そして、ロボットと靴、どっちのプロポーションも保たないといけないのがまた難しかったです」
ちなみにその箱も、実際のスニーカーの箱とそっくりだ。
なかでも注目したいのが、靴ひもがあるという点。これは、ちゃんど布製のひもが使用されていて、変形にはこのひもを。ロボットなのに、ひも。
「靴らしさって何だろうと考えた結果、そこにどうしてもこだわりたかった。取説の1番最初の項目が、『靴ひもをほどきます』。これはロボット玩具の、歴史の1ページを刻めた一文ではないかと思います」
(株)タカラトミーでは、夏に向けて2つ目のレーベル、「ミュージックレーベル」も進行中。
これは、iPod専用のスピーカーや、ミュージックプレイヤーが変形するという、実際に使用することのできるもの。音楽を楽しみながら遊べる商品だ。
ちゃんとiPodカラーの白を基調に作られていて(パッケージは黒基調)、これもまた、見た目にオシャレな商品だ。
「今後も、他企業の洗練されたイメージを持つアイテムとコラボしていきたいですね。トランスフォーマーや、ロボットに対する見方も変わっていくのかな、と思います」
と山崎さんは言う。
生活の中のトランスフォーマー、確かに楽しそうです。
(太田サトル)
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