見た目もカワイイ「棒つきのどアメ」
写真はミックスベリー味。「ハーボンキッズのどあめ」には、棒つきじゃない、“ピロータイプ”の、「ハーボンオリジナル」もあります。
かつては機能面最優先的で、ハーブミント系や、薬効ありそうな漢方風な味わいのものが多かったのどアメ界。

近年は、フルーツフレーバーに、そんなに甘くないものなど、味わいも好みに合わせて選べるような時代ではあるが、ある調剤薬局で、こんなのどアメを発見した。


あのバボちゃん系というか、エムアンドエムズのキャラというか、とにかく顔からいきなり手足が生えてる系のキャラな感じ、イチゴやバナナをモチーフにした、それ系のキャラクターが描かれたパッケージ。これもいい。
なによりイイのは、コレ、「棒つき」の、ポップキャンディタイプの、のどアメだということだ。

いちおう、のどアメって、お菓子ではあるものの、“薬”としての顔を、ちょっとは持ったものである。「授業中または仕事中だけど、のどアメだからオッケーよ!」的な言い訳もできそうな。
そんな、アメ界のマジメな奴、のどアメに棒が。これで、「あの硬かったアイツが!」的に、親しみ度もアップするもんである。

その“棒つきのどアメ”、「ハーボンキッズのどあめ」は、バナナ味とミックスベリー味の2種。棒と、「キッズ」という名の通り、子ども用の、のどアメということで、「のどあめ特有のスーッとした味がしないので、お子様でもおいしく頂けます」とパッケージにも書いてある。
このアメには、エキナセアという、北アメリカの先住民族が元々用いていて、欧米各国でポピュラーなハーブが配合されている。これがのどにいいというわけだ。

カナダが原産国のこの商品、輸入販売元となっている、株式会社スズケンにたずねてみたところ、国内発売が開始されたのは、2003年10月のことになるという。

のどが痛かったり、せきが出たりすることも多く、時々はこういった、のどアメ売り場を見るのだが、3年以上、全然気がつかなかった。
というのも、
「主に、当社が製品を卸している、調剤薬局などでの販売になるからです」
と、一般の薬局・薬店、またはコンビニなどにはなかなか流通しないこともあったようだ。取り扱いのある調剤薬局を探すのもまた、大変そうなのだが、
「当社のホームページからの通信販売のほうが、確実だと思います」
とのことだった。

この棒がついているというのは、のど的に、何かこう、「棒を持ちながらなめるスタイルが、よりのどにうるおいを与え、成分がしみ込みやすく」みたいなことはあるのか。念のため、聞いてみた。
「これは、お子様が、楽しんでなめていただけるようにという意味合いですね」
そりゃそうだ。

ともかく、見た目にカワイイ、ポップキャンディのどアメ。
子どもはもちろん、大人でも、棒持ってペロペロやってると、のどにいいだけでなく、どこかなごめます。
(太田サトル)

(株)スズケンHP
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