『ぶ・ら・り 途中下車の旅』旅人の出演回数ランキング!
ぶらり旅に欠かせない電車(イメージ)。こまかいことだが、『ぶ・ら・り 途中下車の旅』の「ぶらり」の間に「・」(ナカグロ)が入るなんて、今回改めて知りました
いわゆる旅番組というのは多くあるけれど、なかでも私は『ぶ・ら・り 途中下車の旅』(日本テレビ系)がお気に入り。「ぶらり」というだけあって、旅というには大袈裟かもしれないが。


そして、ぶらりといいつつも、まさかというところでいろんな面白い人に出くわす、あのタイミングの良さ。あえて突っ込みながらみるのも面白い。滝口順平のナレーションも味わい深いし、旅人となる俳優やタレントもあの番組の魅力だろう。今週は誰かな? なんて考えるのも楽しみ。

その旅人といえば、阿藤快、ダニエル・カール、車だん吉あたりを中心に5、6人のレギュラーでまわしていそうな気がしていたのだが、そういえば、永島敏行もいたし、舞の海、山口良一もいたな……と、思い出しはじめると止まらない。意外にも、その旅人の多いこと!

番組のウェブサイトをみてみたら、2005年1月からの過去の記録があったので、全部調べてみることに。
すると、ここ約2年半で出演している旅人は、全部で25人もいたのだ。さて、この中でも一番多く出演しているのは誰なのか? ぶらりファンなら気になるはず。というわけで、2005年1月から2007年8月までの登場回数で、勝手にランキングしちゃいましょう!!

まず、10位は6回の米倉斉加年。彼は一年ごとに2回ずつ、コンスタントに出ている。といっても、年2回ではレギュラーといえるのか? 9位は7回のマギー審司。旅人の中では若い方である。
8位は8回で三浦浩一。そういえば結構見かけていたな。7位は9回の山口良一。と、みなさん僅差。

そして、ここで同じ回数の人が3人いるため、一気に4位にいきましょう。4位はみな10回で舞の海、太川陽介、車だん吉。
ここへくるとすっかりお馴染みの顔ぶれだ。

ではベスト3の発表。3位は11回で目黒祐樹。なんとなく意外な気もするが、思い起こせば、けっこう出ていたかもしれない。兄の松方弘樹も、ぶらりしてみたら面白そうなのだが。

そして2位は12回でダニエル・カール。
今年もすでに2回出演しているので、まだこれから1位に躍り出るのも夢じゃない(本人が夢みてるかどうかは別として)。彼がアメリカ人だということをもはや忘れかけている今、ぶらりと立ち寄った場所の看板の漢字がなかなか読めないときなど、ちょっと新鮮に感じたりすることも。

さて、たった1回差の13回で1位になったのは、やはりこの人、阿藤快であった。グルメレポートじゃなくてもオッケーな阿藤快。でも、ぶらりでもグルメのシーンが多いような……。気のせいか?!

このベスト10をみると、やっぱり数名でまわしてるのか、という印象になるのだが、実は2005年には渡辺裕之、おりも政夫、照英、田中健、綿引勝彦、松澤一之、さらに2006年には2年ぶりに登場したという山本學、また布施明、石丸謙二郎なども1回だけ出演していたりする。
これはレギュラーというより、まるで登録制みたいだ。

また、去年、初出場で1回出演した長谷川初範は今年もすでに1回出てきたので、今後も可能性あり。ほかにも西岡徳馬や勝野洋などもこれからまた出そうな感じだし、去年まで地道に出演していた、つのだ☆ひろなんかも、今年また出てくるかもしれず、ちょっと楽しみだ。
 
ほどよくレギュラーメンバーをちりばめつつ、実は年に1回しか出ない旅人もいる。マンネリ化せずにみられるのは、こんなローテーションにあるのかもしれない。『ぶ・ら・り 途中下車の旅』、これからますます見逃せません。

(田辺 香)