
もちろん幸せが作るオーラもあると思うけど、やっぱりそれまでの努力は大きいはず。そんな美しい花嫁たちの準備の実態を把握しようと、ハイビジョン肌委員会がアンケートを実施。挙式を控えた新婦さんを対象に、「挙式に向けてコツコツ続けて準備していることは?」とたずねたところ、以下のような結果になった。
・肌荒れ/日焼けしないように気をつけている……48%
・ダイエットしている……24%
・髪を伸ばしている……17%
・その他……11%
なるほど、どれも一朝一夕では手に入らないものばかり。ちなみに挙式の様子をビデオや写真で残したい人は全体の81%にのぼり、多くの人が思い出をカタチに残したいと考えているよう。しかし最近はデジタル機器の高画質化に伴って、「肌うつり」が良くも悪くも、よりリアルになった。そんなキビシイ時代のいま、どんなに近くで見られても完璧な肌、いわゆる「ハイビジョン肌」を求める人が増えているそうだ。そのためにはコツコツ肌づくりをするしかなく、ゆえに花嫁の準備も長期戦化しているという。
また挙式前にお肌のお手入れのためにエステに通う予定がある人は全体の67%。理由としては、「写真にキレイに写るため」「素敵な写真が撮りたいから」といった声が多く、ほかに「後悔するのがイヤ」「改善が必要だから」という人も。そういえば私も結婚式前に人生で初めてエステに行った。効果があったかは別として、とりあえず最善を尽くしたいという気持ちはわかる。
同委員会いわく、結婚式準備の優先順位は少しずつ変わってきているとのこと。結納など、昔ながらのしきたりを行わないカップルが増えている一方で、
「ドレスのフィッティングや旅行プラン、披露パーティの食事、そしてお肌のお手入れやダイエットなどに時間とお金をかけて準備する傾向が見られます。限られた期間と予算の中で、本当に必要であると自分たちが納得したものを厳選していくというのが、最近の結婚式の準備といえるでしょう」
お金も時間もかかる結婚式準備。いかに計画的に行うかが成功のカギといえそうです。
(古屋江美子)