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こんなに違う! 韓国の結婚式事情

先日、韓国に住む日本人の知人が、
「ソウルで結婚式に参加したら、日本とだいぶ違ったよ」
と驚いていた。なんでも数百人も呼ぶ大規模なものであるわりに、本当にアッサリ終わってしまうのだとか。

そこで韓国文化に詳しい専門家の方に話を聞いてみることに。まず、韓国の結婚式ってどんな感じですか?
「基本的に日本のような披露宴ではなく、ホテルのレストランなどでビュッフェスタイルのパーティを行う人が多いですね。ただ最近では結婚式のスタイルも多様化していますし、地方によっても違うので、一概にはいえませんが」
面倒な席決めなどもないため、呼ぶほうも気軽に声をかける。
「なかには昨日やおととい知り合った人に、“結婚式やるから来てねー”なんて言われることもありますよ」
そういえば私の知人も直接呼ばれていないのに、ウワサを聞いてかけつけたとか。パーティといっても、とくにプログラムはなく、食べ終わったら勝手に解散というかなり自由なスタイル。所用時間も一時間ほど。ご祝儀は必要だが、日本より相場は安めで3万ウォン(約3,000円)から。ご祝儀袋もあるが、基本的に白い封筒に入れればOKだ。

パーティの前に行われる結婚式は人前式が主流だが、クリスチャンの人も多く教会式も一般的。さらに式のあとに、「ペベッ」と呼ばれる韓国の伝統的な結婚式を行う人も多いという。若い人たちは2次会に流れることもよくあるらしいが、驚いたのは、「2次会の料金は新郎が払う」ということ。
「韓国では割り勘の習慣があまりなく、年上の人が払うのが一般的なんです」
でもそれって結構大きな出費ですよね?
「確かに(笑)。でも新郎が困らないように、事前にお友達同士がお金を集めておいて、2次会が始まる前に新郎のポケットにそっと入れたりしてあげることもありますよ」
誰が払ったお金であれ、お店での正式な支払いは新郎がやるのが格好よいことのよう。

ちなみに昔の韓国では、結婚式は2回やっていたそう。
「以前は遠方に住む者同士が結婚することも多く、夫が妻を迎えにいって妻の親族の前で1回、その後妻を連れてきて、自分の親族の前でもう一度行っていたんです」
遠方の人との結婚が多かった理由には、同じ姓でかつ同じ本貫(ほんがん)を持つ人同士の結婚が禁止されていたという事情もある。本貫というのは出身地を示すもので、
「韓国に多い金(キム)さんのなかでも、たとえば金海という本貫をもつ、金海金氏という人たちは互いに結婚できなかったんです」
韓国は日本に比べると姓の数も少なく、同姓同本貫の人にあたる確率は意外に高い。
「だから韓国では出会うとまず始めに、名前を聞くことが多いですね。また敬語も大切なので年齢も確認します」
ただし、近年になってこの法律は廃止された。

式のスタイルから歴史まで、日本とはだいぶ異なる韓国の結婚式事情。私も機会があれば一度参加してみたいものです。
(古屋江美子)

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