中国の大手コーヒーチェーン「瑞幸咖啡(luckin coffee、ラッキンコーヒー)」がこのほど、2025年4~6月期決算を発表した。店舗数の拡大が奏功し、売上高が前年同期比47%増の123億6000万元(約2500億円)、純利益が44%増の12億5000万元(約250億円)の増収増益となった。

売上高伸び率は前年同期のマイナス20.9%からプラスに転じ、13.4%に急上昇した。

当期の純増店舗数は2109店で、世界の店舗数は2万6206店となった。うち直営店が1万6968店、フランチャイズ店が9238店を占める。ラッキンコーヒーは海外市場の開拓を積極的に進めており、すでにシンガポールや米国などに出店している。シンガポールでは直営店63店、米国では直営店2店、マレーシアではフランチャイズ店24店を展開する。

スタバは中国事業売却を検討する中、ラッキンコーヒーは米進出 NYで2店舗

*1元=約20円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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