中国パネル大手の京東方科技集団(BOE)はこのほど、北京市で「BOEグローバル・イノベーション・パートナーシップ大会(BOE IPC)」を開いた。陳炎順董事長は、今後3年間で研究開発費に500億元(約1兆500億円)、調達資金に5000億元(約10兆5000億円)を投じ、産業チェーン全体の技術革新と高度化を推進すると表明した。
同社は世界各地にマーケティング拠点や研究開発機関を設立し、海外工場の整備を加速させている。売上高の0.5%を人工知能(AI)の研究開発に充て、製造、製品、運営への応用を進める計画だ。また、ロボット担当チームを立ち上げ、工場向けロボットの研究開発と製造にも力を注いでいる。【新華社北京】