佐々木啓カメラマンの写真で大会を振り返る【フォトギャラリー】
2位のチャン・キム(米国)に、わずか1打リードで迎えた18番。残り30cmのウィニングパットを決めると、優勝した池田勇太は両手を突き上げ、大きなアクションでその喜びを表現した。今季初優勝。さらにこの勝利で、今年7月に行われる「全英オープン」出場権も決定した。この後行われた会見で、「今年は(海外)メジャーに出ることができないかも、という寂しさはあった。ここで決めることができてハッピー」と語った池田にとって、二重の喜びをかみしめた瞬間だった。
すると、その光景をグリーン脇で見ていた正岡竜二らが、ペットボトル片手に池田のもとへ。池田にとって正岡は東北福祉大の先輩で、普段から親交の深い選手。その姿を見た池田は、「まじでやるの~?」と笑顔を浮かべた次の瞬間…頭から水を浴びせられる手荒い祝福を受けた。
今回の1枚は、その時のもの。このウォーターシャワーのシーンを撮影した佐々木啓カメラマンは、「緊張から解き離れたれて、池田選手、気持ちよさそうでしたね」とシャッターを切った。
今大会で全英を決めた4人のうち、池田以外は海外勢。
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