日本プロゴルフ協会(PGA)は14日(火)、新型コロナウイルスの感染拡大にともない後援競技を含む国内シニア競技の3試合を中止にすることを発表した。
対象となるのは、5月13、14日の開催を予定していた「涼仙モアサプライズカップ」(三重・涼仙ゴルフ倶楽部)と、同29~31日の「スターツシニアゴルフトーナメント」(茨城・スターツ笠間ゴルフ倶楽部)。
これに後援競技で7月18、19日の開催だった「関文グループ鴻巣シニアオープン」(埼玉・鴻巣カントリークラブ)を加えた3試合を取りやめた。
PGAはリリースで、今月7日に政府から発表された緊急事態宣言を重く受け止めたうえ、「ゴルフファンや関係者の安全を最優先させなければならないことを鑑み、各主催者とも慎重に協議を重ねた結果、中止という判断となりました」とこの決断理由について明かした。
国内シニアツアーは、すでに今季開幕戦だった「金秀シニア 沖縄オープン」と、続く「ノジマチャンピオンカップ 箱根シニア」の延期を今月3日に発表(日程は未定)。一足早く、2月に延期が決まった今季第3戦「富邦仰徳シニア盃」は、11月20日開幕へとスケジュールを動かした。そのなかで今回は中止という判断になったが、これについては「開催コースやテレビ放映など関係各社との新たな日程調整を試みたものの難しく、この様な結果となった」と説明した。

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