<AIG女子オープン 最終日◇23日◇ロイヤル・トゥルーンGC(スコットランド)◇6649ヤード・パー71>
今季最初の海外メジャー「AIG女子オープン」は最終日。3日目に52位から19位と急上昇を果たした上田桃子は、最後の18ホールで4バーディ・ノーボギーと4つ伸ばしてホールアウト。
トータル1オーバーとトップ5の見える位置でホールアウトした。
貴重!15年前、プロテスト合格直後の上田桃子【写真】
前半だけで3連続を含む4つのバーディを奪った上田だったが、後半はボギーこそ打たないもののバーディパットを決められず。「集中してやろうと思うほど技術的なポイントが増えてきてしまって、そうなると結果としてそれができなかった。シンプルにやろうと決めていたがラインの読みも難しかった」と良い流れとは言えなかったが、それでも9ホールしっかりとパーを並べた。
タフなコンディションでの上位争いを終えて、「正直に言うと疲れました(笑)」と白い歯をのぞかせた。「今日は風がなかったですが、その分、スコアを伸ばさないといけないというプレッシャーもありました。
ティショットでブッシュに入れてはいけないという重圧もあった。やっと終わった(笑)充実感もあったけど、タフな4日間だった」。そう話しつつも、やりきったという満たされた表情だった。
「昨日よりも縮められたので、気持ちよく帰れます。後半一つ入ってほしいなと思っていたんですけど、コーチと力を合わせて集中していいゴルフができたので、これを自信に残りのツアーを頑張りたいです」と話した上田。笑顔で母国への帰路につく。


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