マツダは、「サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」に基づき、国内自動車会社として初のトランジション・ローンとトランジション・ボンドによる資金調達を実施すると発表した。

マツダは、2050年のサプライチェーン全体におけるカーボンニュートラル(CN)実現に向けた取り組みおよび電動化戦略、安全・安心なクルマ社会の実現への貢献などを掲げている。


調達した資金は、バッテリーEVやプラグインハイブリッド車などの開発・製造、グローバル自社工場のカーボンニュートラル化など、サステナブル・ファイナンス・フレームワークで定義した適格クライテリアのプロジェクトに活用する予定だとしている。

【トランジション・ローンの概要】
借入先:三井住友銀行、日本政策投資銀行、三井住友信託銀行
契約日:2024年3月1日
借入額・期間:借入銀行により異なる
資金使途:バッテリーEVやプラグインハイブリッド車などの開発・製造、グローバル自社工場のCNなど

【トランジション・ボンドの概要】
社債名称:マツダ第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(トランジション・ボンド)
発行年限:5年
発行額:150億円
利率:0.867%
条件決定日:2024年3月1日
払込期日:2024年3月7日
償還期日:2029年3月6日
主幹事証券会社:SMBC日興証券、野村證券
資金使途:バッテリーEVやプラグインハイブリッド車などの開発・製造、グローバル自社工場のCNなど

【トランジション・ボンドに関する投資表明】
<投資表明投資家一覧>(2024年3月1日時点、50音順)
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