
「2025年夏のお出かけに関する調査」
■この夏どこへ行きどう過ごすか 消費者の本音は
「2025年の夏(7月~9月)は、外出や旅行に行く予定はあるか?」と質問したところ、「外出・旅行の予定がある」「具体的には決まっていないが、外出・旅行をする予定」と答えた層は全体で見ると約3割~6割程度となった。年代別に見ると10代、20代、40代では5割以上が「外出・旅行の予定がある」「具体的には決まっていないが、外出・旅行をする予定」と回答している。
若い世代で外出の予定がある層が多い一方で、夏の予定が明確に決まっていない層も多く、今後の計画次第で出かける層が一定数存在していることがうかがえる。

「夏の外出・旅行の主な目的は何か?」と質問したところ、年代を問わず「リフレッシュ・気分転換」と答えた人が最も多い結果となった。
年代別に見ると10代~30代の若い世代では「地域の観光」のほか、「帰省」や「レジャー施設・テーマパーク」「イベント参加」などの回答も多く見られた。
40代、50代には「グルメ・食べ歩き」なども人気で、60代以上のシニア層は「地域の観光」が人気に。

10代では「親や親戚」との行動が多い一方、30代~50代では「恋人・パートナー」や「子を含む家族」との同行が主流に。60代以上のシニア層は「恋人・パートナー(43.6%)」との同行が多く、パートナーと地域観光を楽しむといった層が多く見受けられる。
一方で20代以上では「ひとり」旅を楽しむ層も多く、ひとつのトレンドとして注目されているようだ。

世代別に見ると、若い世代は地域の観光だけでなく「レジャー施設・テーマパーク」や「イベント参加」といった目的もあるため、「関東(25.0%)」などアクセスの良い地域の人気が高かった。
一方、ミドル・シニア世代になると「地域の観光」が多かったこともあり、避暑も兼ねた「北海道」エリアが人気となった。

自家用車を用いる移動が主流であり、移動に対する自由度を重視する傾向があると考えられる。

10代では長期休暇が多い一方で、社会人層では3~7日程度の休暇取得が主流であることがわかる。

調査主体:PRIZMA
調査期間:2025年4月30日~5月1日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の10代~70代の男女
調査人数:508人
<参考>
PRIZMA『2025年夏のお出かけに関する調査』