
資生堂、ISSに宇宙環境用スキンケア搭載同スキンケアは、同社の「Second Skin」技術を応用し、肌と一体化する人工皮ふを形成する2剤式の美容液。
同社は、宇宙環境において水が貴重な資源であることに加え、地球でも重要性が増していることを踏まえ、「水に頼らない次世代スキンケア」という発想で研究進めたという。
肌の表面に気体透過性を持つ薄い人工皮ふ膜を形成することで、肌から蒸散する水分を膜の内側に留め、肌本来の水分でうるおいを保つ、循環型の保湿機能を実現したとしている。また、同皮ふ膜は、剥がす際に皮脂や古い角層を取り除く洗浄効果もあるという。

【右】皮脂と古い角層の除去メカニズムのイメージ同社は、これらの技術を活用することで、限られた水資源の中でも効果的なスキンケアを可能にすることを目指すとのことだ。