1月21日(火)深夜、ラッパー・R-指定とターンテーブリスト・DJ松永による音楽ユニット・Creepy Nuts(クリーピーナッツ)がパーソナリティを務めるラジオ番組「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週火曜27時~28時30分)が放送。ラッパーのZeebraや、「フリースタイルダンジョン」(テレビ朝日)の出演メンバーとの飲み会で起きたエピソードを、R-指定が語った。

R-指定、“ポイ捨て”にキレたZeebraの教えを明かす「ビ...の画像はこちら >>

新年最初の「フリースタイルダンジョン」収録後、Zeebraや共演するラッパー達と、都内で打ち上げをしたというR-指定。貸し切り状態の店内では、大勢で寿司を食べ、「フリースタイルダンジョン」への思いや、ヒップホップについて語るなど盛り上がったが、Zeebraが後輩のポイ捨てを叱る出来事もあったと明かした。

R-指定:途中、ZeebraさんのイツメンみたいなDJの人とかも集まってきたから、ヒップホップ飲み会みたいになって。喫煙所が外にあったから、Zeebraさんがお店を出てタバコを吸いに行って、でも15分ぐらいずっと帰ってこなくて。俺らはご飯を食べながらしゃべっていたら、Zeebraさんが戻ってきたんだけど、若かった頃のZeebraさんのしかめっ面わかる?

DJ松永:え?

R-指定:めっちゃ怖い顔で入ってきたから、怒っているのかな? なんやろう……、と思ったら、Zeebraさんが途中から合流してきた人と肩を組みながら「ちょっとさ、俺マジで、こいつは今とんでもない事をしたから、今から俺は怒ります!」って言い出して。

DJ松永:え、マジで!?

R-指定:顔はめっちゃ怒っていたんだけど、ちょっとやっぱりお酒が入っていたから、言葉がちょっとかわいいの。

DJ松永:なに、どういうこと?

R-指定:「ちょっとさー、どう思う? こいつ今、酔っ払っていたからかもしれないけど、道端にペットボトルをポイ捨てしようとしたんだけど。本当に俺、こいつダメだわー。今からお前、怒る!」って(笑)。

DJ松永:あはははは(笑)。

R-指定:で、その怒られている人も「すいません。ごめんなさい」とか言ってはいたけど、「いや、お前マジで座れ。

お前さ、ポイ捨てするビーボーイってかっこいいんですか!?」って。

DJ松永:ええっ?(笑)

R-指定:「ビーボーイは街で遊んで街で生きているんだから、街のゴミを拾うぐらいになんないとダメなの。分かる?」とか、めっちゃいいことを言って。でも、言い方はめっちゃかわいいんだけど(笑)。

DJ松永:おお~! いいことを言っているけど、学級委員長みたい。

R-指定:そうそう! それで、「本当、お前分かった? 反省しろ!」って、そういうところもちゃんと教えて、先生やなーって思った。

DJ松永:しっかりしているよな。ティーチャーだな。

R-指定:飲み終わって外に出て、六本木の路上にはもう大量のビーボーイとかラッパーが集まっているわけ。そろそろ解散かな? と思っていたらZeebraさんが「はい、みなさん!」って、なんか幼稚園の引率の先生みたいに、「じゃあ最後に向いの交差点を渡ったところのお店に、マジで日本のヒップホップの超先輩がいるから。みんなその人に一言だけあいさつしに行ってもらっていいですか?」って言われて。

DJ松永:(笑)

R-指定:それで俺らは「はいっ!」って言って。

Zeebra先生を先頭に、ビーボーイ達が列をなして、そのお店に行った。

Zeebraは、ナイトビジネス・カルチャーの整備・活性化を目的とした「渋谷区観光大使・ナイトアンバサダー」に就任しており、早朝ゴミ拾いなど、渋谷のナイトシーンにおけるマナー向上に貢献している。今回のようなプライベートの場でもZeebraが、「街のゴミを拾うぐらいになんないとダメだ」と後輩に言い聞かせた姿に、感心したと語ったR-指定。これを聞いてDJ松永も「ストリートパトロールっぷりが素晴らしいね」と同調し、「立派だよね。あのしっかりさは何だろう? 夜の街を守ろうってさ、あの人が動いてくれている」と、ナイトライフを正しい方向に盛り上げようと取り組むZeebraに敬意を表していた。

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