【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1506回
自分に都合の悪いことは忘れ、人への恨みは執念深く根に持つような老人にならないために、心も体も外へ向け、社会に奉仕する覚悟を持ちましょう。
瀬戸内寂聴
撮影:斉藤ユーリ
《瀬戸内寂聴 新刊情報》
〈最新刊〉
寂庵コレクションVol.2
『あなたは、大丈夫』 瀬戸内寂聴
光文社刊 定価:1,400円(税別)
寂聴さんに話せば、その悩み、軽くなります!
30年間以上発行された寂聴さんの新聞『寂庵だより』で、つねに読者の投稿がたえない人気企画が「相談室」です。
寂庵コレクションVol.1
『くすりになることば』 瀬戸内寂聴
光文社刊 定価:1,400円(税別)
31年間続いた瀬戸内寂聴さんの月刊新聞「寂庵だより」から纏めたシリーズ「寂庵コレクション」の第1弾。
また、巻頭には、この秋に行われた瀬戸内寂聴さんと藤子不二雄Ⓐさんによる特別対談、「幸せな死に方」が掲載されています。
『寂聴 九十七歳の遺言』 瀬戸内寂聴
朝日新書 朝日新聞出版刊 定価:750円(税別)
愛する人との別れ、誰も手を差し伸べられない孤独、突然襲ってくる理不尽な不幸、そして老いと死。
九十七歳の今だからこそ、答えを残しておきたい。
生きる幸せ、死ぬ喜び—かけがえのないあなたへ瀬戸内寂聴が贈る心からの「遺言」。
「死んだら死にっきり、一度くらい死んでみないと損」。
人生の最終章をどう納得して生き切るか。
だれにとっても切実なテーマに、作家人生のすべてをつぎこんで真摯に答えた一冊。