現役薬剤師の久里建人が7月26日(火)、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。意外と知られていない、虫よけスプレーの効果的な使用方法について解説した。

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久里は「虫よけスプレーは、日焼け止めと同じように使って頂きたい」と話し、香水のように肌からだいぶ離れたところから吹き付けるだけではなく、虫よけ効果を得たい肌の露出部分に近づけて吹き付けたあと手のひらでのばしたり、手のひらに吹き付けてためた薬液を塗り広げることが効果的だとした。

これは、虫よけスプレーの成分が虫を「寄せつけない」のではなく、寄ってくるが「吸血行為を行わせない」成分のため、離れて吹き付けると、細かな霧状となった薬液に覆われていない部分がたくさんできることになり、ピンポイントにそこにとまった蚊には血を吸われてしまうという。久里は、絵の具で色をつけた水をスプレー容器に入れ、皮膚に噴霧する実験を行ったことがあり、ひと吹きでカバーできる範囲はかなり狭かったという。

香水のように吹き付けるだけではダメ!? 意外と知らない虫よけスプレーの正しい使い方

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実際に、市販されている虫よけスプレー容器に記された使い方には「10~15cmの距離から噴霧」や「顔や首筋には手のひらに噴霧してお肌に塗ってください」などと書かれてある。この意外な虫よけスプレーの正しい使い方を知ったパーソナリティの辛坊治郎は「きょうを境に、僕は蚊にくわれない男になった」と喜んだ。

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