辛坊治郎が6月14日(水)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。岐阜市にある陸上自衛隊の射撃場で、訓練中の隊員が自動小銃を乱射した事件について持論を述べた。

自衛官候補生銃乱射「刑事責任能力を問えない可能性も」辛坊治郎...の画像はこちら >>

赤外線レーザー照準具(JVS-V1)を装着した89式小銃  https://www.dvidshub.net/image/1162086/marines-train-jgsdf-immediate-action-drills#.VlFVBWcw_cs    PD

陸上自衛隊などによると、14日午前9時ごろ、岐阜市にある陸上自衛隊「日野基本射撃場」で、訓練中の男性隊員(18)が自動小銃を乱射。近くにいた52歳と25歳の男性隊員2人が死亡、もう1人の25歳の男性隊員がけがをした。銃を撃った隊員は殺人未遂の疑いで逮捕された。

このニュースについて辛坊は「前代未聞の最悪の事態」としつつも、1984年に山口県の陸上自衛隊射撃場で、当時20歳台の自衛官が同僚を撃ち、1人が死亡した事件について言及。「当時撃った20歳台の男性隊員は、その後、裁判前に心神喪失が認められ不起訴になっている」という点を挙げ、今回の事件についても現時点ではどうなるか不明としつつ、1984年の事件と同様に刑事責任能力を問えない可能性が高いと指摘。「現場の判断として、そういう人間に極めて殺傷能力の高い、連射の利く小銃を渡すという行為が何とかならなかったのかという思いがすごくある」と述べた。

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