辛坊治郎が6月15日(木)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。14日、岐阜市の陸上自衛隊射撃場で発生した、自衛官候補生による小銃乱射事件について「裁判で事実の解明を」と持論を訴えた。
自衛官候補生が発砲し、自衛隊員が死傷した射撃練習場 施設へ入る自衛隊の車両=2023年6月14日午後、岐阜県県岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場 写真提供:産経新聞社
14日、岐阜市にある陸上自衛隊「日野基本射撃場」で18歳の男性自衛官候補生が小銃を乱射し、2人が死亡、1人がけがをした事件。岐阜県警は15日、容疑を殺人に切り替えて男を送検した。今後は陸上自衛隊の警務隊が、事件当時の状況を詳しく調べる。
この事件について辛坊は、1984年に山口県の陸上自衛隊射撃場で、当時20歳台の自衛官が同僚を撃ち、1人が死亡した事件を挙げ「この時には、裁判になってないんですよ。心神喪失で不起訴になっているんですよ。これね、ものすごくうがった見方なんだけれども、心神喪失ということで不起訴にして、いえば闇から闇に葬っちゃったんじゃないのかという気がね、ちょっとするんですよ」と言及。続けて「本来やっぱりこういうのの再発防止のためには、なんでそういうことが起きたんだということを、正式な法廷でひとつひとつ明らかにしていかないと、やっぱり次、起きてしまう。心神喪失で刑事責任がないということになり、裁判が始まらないということになると、何にも表に出てこない」と指摘。「過去あった1件に関しては、そういう処分がされてしまっているということが、どうなんだろうということも含めて、今回これがどんな扱いになるか。事実の解明というのが絶対必要だと思います」と強調した。
- 赤外線レーザー照準具(JVS-V1)を装着した89式小銃 https://www.dvidshub.net/image/1162086/marines-train-jgsdf-immediate-action-drills#.VlFVBWcw_cs PD
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