■回答者プロフィール
ペンネーム:緑の指
年齢性別:70歳男性
居住地:静岡県
家族構成:本人、妻(68歳)、長男(38歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
リタイア前の職業:公務員
リタイア前の年収:950万円
現預金:3500万円
リスク資産:1500万円
■「年間100万円の貯金」手厚い年金、住宅ローン完済
年金生活で貯金ができているか、の問いに「貯金できている」と回答した緑の指さん。
ひと月当たりの現在の収入は「世帯の年金額28万円、配当・不動産収入10万円、同居家族の労働収入20万円」の合計58万円。
対して月の生活費は「食費8万円、住居費2万円、光熱費3万円、通信費1万5000円、医療費1万円、車の維持費4万円、娯楽費10万円、そのほか5万円」とあり、合計34万5000円ほど。
年間の貯金額は「100万円前後。想定より貯金できている」と満足している様子です。
「基本的に赤字になる月はありません。もし旅行などのぜいたくをして手元資金が減ったとしても、運用している株の配当金や投資信託の分配金が定期的に入ってくるため、それで十分に賄える」とのこと。
さらには「公務員時代の共済年金が手厚く、住宅ローンも完済している。現役時代と変わらない消費活動を続けても黒字になるので、将来の介護費用や長男への相続を考えて、意識的に資産運用を継続しています」と説明しています。
■「光熱費が以前の1.5倍近く」節約意識が芽生えた理由
年金生活で特に大きい支出について挙げたのは、「娯楽費と車の維持費」。
物価高の影響については、「ガソリン代が上がったことで、遠出の頻度を少し考え直すようになりました。また、光熱費の請求額が以前の1.5倍近くなっているのを見て、使っていない部屋のエアコンを切るなどの節約意識が芽生えました」と緑の指さん。
そのほかにも、「ゴルフの移動を仲間との乗り合いにしたり、段ボールや新聞紙をリサイクルセンターへ持ち込んでポイントにしたりしています。
ただ税金や社会保険料については、「介護保険料の段階区分が高いため、毎月の引き落とし額にはため息が出ます。支払うのは当然だとは理解していますが、もう少し現役世代だけでなく、余裕のある高齢者への負担軽減策も考えてほしい」と不満を漏らします。
■「現役時代よりも充実している」
普段の暮らしについて伺うと、「週に3回は地元のゴルフ場で汗を流し、週末は妻と県外へドライブに出掛けます。買い物は品質を重視して地元の農協や百貨店を利用し、外食も週に1回は家族でレストランへ行きます」と回答。
また年金生活になってからは、「仕事関係の付き合いで続けていた会合を全てやめました。新しく始めたのはNISAによる積立投資で、今更ながら若者にまじって投資の勉強を始めたところ、世界情勢に関心が向くようになりました」とあります。
老後は「もっと時間が余って退屈するかと思っていましたが、実際には趣味や地域活動で毎日が忙しく、現役時代よりも充実していることに驚きました。お金の心配がないからこそ楽しめる部分も大きいと、今の環境に感謝しています」と語られていました。
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