2023年11月17日から公開中の映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の本編冒頭映像が無料公開された。興行収入11.5億円突破の御礼企画となっている。


ゲゲゲの鬼太郎』は漫画家・水木しげるの代表作。幽霊族の子孫・鬼太郎が仲間の妖怪達と協力し、人間と妖怪の間に起きるトラブルや怪事件を解決していく。
初期は『墓場鬼太郎』というタイトルだったが、アニメ化に際し『ゲゲゲの鬼太郎』に改題された。
1968年を始め過去6回TVアニメ化されている。また2008年には派生作品として、原作の原点を映像化したアニメ『墓場鬼太郎』も放送された。

55年にわたって愛され、もはやカルチャーとなった国民的アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』。
子供から大人まで人々が、妖怪や怪奇な現象に怯えながらも、一度は友達になりたいと願った鬼太郎とその仲間たち。2023年、水木しげる生誕100周年記念作品となる東映配給の映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(PG-12)は、初めて語られる鬼太郎の父たちの物語──かつての目玉おやじと水木の出会い、そして二人の父たちの運命を描く。
監督は『劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』の監督を務めた古賀豪、脚本はTVアニメ『マクロスF』などで知られる吉野弘幸、キャラクターデザインを『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で副監督を務めた谷田部透湖が担当。
キャスト陣は、TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(第6期)で鬼太郎を演じた沢城みゆき、目玉おやじを演じた野沢雅子に加え、おなじみのあのキャラクターに似た謎の少年役として古川登志夫のほか、かつての目玉おやじを演じるのは『鬼滅の刃』で鬼舞辻無惨(※鬼舞辻の「辻」は辻の部首は一点しんにょうが正式表記。)を演じ日本中を震えあがらせた関俊彦。水木を演じるのは『テニスの王子様』シリーズの忍足侑士役の木内秀信。
さらに種崎敦美小林由美子、白鳥哲、飛田展男、中井和哉、沢海陽子、山路和弘、皆口裕子釘宮理恵石田彰庄司宇芽香松風雅也といった豪華声優陣も出演を果たし、話題となっている。

公開4週目となった2023年12月8日(金)~12月10日(日)の興行収入は2億4893万2300円、週末動員は16万6303人と驚異の前週比131%を記録し、公開から3週連続で前週比アップとなっている。
国内映画動員ランキングは3位。公開から週間2位、4位、3位、3位と推移しており、1位こそ獲得していないのだが、高い順位を維持し続けている。
さらに11月17日(金)~12月10日(日)までの24日間で累計動員数81万200人、そして興行収入が11億5004万30円を突破!
SNSでも多くの絶賛コメントが見られ、漫画家、イラストレーター、アニメ監督、映画監督やミュージシャン、さらにはアーティストらからも絶賛の声が寄せられており、さらにはファンアート作品まで広がっている。作品の持つテーマや脚本の構造、さらには原作へのリスペクトなど、それぞれのプロの目線から観た感想で盛り上がりを見せている。


今回は大ヒット御礼記念として、本編冒頭映像を公開。
鬼太郎たちにつきまとう雑誌記者・山田が、鬼太郎出生の秘密を追い求めて、降りしきる雨の中、深い山中で霧に迷うところから物語が始まる。霧のなかから聞こえてくる「引き返してください」の声、そしてお馴染みのあの楽曲と下駄の音。山田が振り返ると、鬼太郎と目玉おやじ、そしてねこ娘が姿を現す。そして、鬼太郎は「警告はしましたよ」と告げ暗いトンネルへと消えていく。
後を追う山田の前に古びた鎧兜、気味の悪い日本人形、さらには血の付いたベッドや古びた薬瓶が地面に散乱している。
さらに鬼太郎たちを追いかけ進むと、土色の丸い塊のようなものが助けを求めてくる。怯えて逃げ出すと、そこには──。
果たして山田が見たものとは一体!? 本編映像の途中、鬼太郎が呟く「お母さん……」という言葉。そして、目玉おやじがつぶやく「あの男」とは。

70年の時を遡り、紐解かれていく鬼太郎誕生の秘密。冒頭からエンドロールまで見逃せない、初めて語られる鬼太郎の父たちの物語。

SNSでは本作の舞台である、因習が渦巻く哭倉村を「因習村」、映画を見ることを「入村する」などの言葉が生まれ、ムーブメントを巻き起こし続けている。
未見の方はぜひ、劇場のスクリーンで体感していただきたい。

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※種崎敦美の「崎」は「たつさき」が正しい表記。
(C)映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会