庵野秀明の創作活動の秘密に迫る展覧会「庵野秀明展 愛知展」が4月13日(土)、金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)に開幕。本展は、これまで全国累計7会場・合計約45万人を魅了した展覧会の最終開催となる。


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「庵野秀明展」は2021年の東京・六本木の国立新美術館を皮切りに、これまで大分、大阪、山口、新潟、青森、長野と全国7都市で開催されてきた。
観客動員673万人、興行収入102.8億を記録した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』をはじめ、2016年公開の『シン・ゴジラ』、2022年公開の『シン・ウルトラマン』、2023年公開の『シン・仮面ライダー』など、日本中を熱狂させた庵野秀明の創作活動の秘密に迫る本展示では、様々な作品を生み出すにあたって制作された膨大な直筆メモやイラスト、独自の映像作りに欠かせない脚本、設定、イメージスケッチ、画コンテ、レイアウトの数々を一挙公開。
学生・アマチュア・アニメーター時代に参加した過去作品、監督・プロデューサーとして活躍した最新作品の多彩な制作資料が余すことなく網羅されているだけでなく、庵野氏の創作活動の原点となった「アニメ」「特撮」の貴重な原画やミニチュアなども数多く展示されている。

最終開催となる愛知展は4月13日(土)~6月23日(日)までで開催予定。フィナーレに相応しく、青森会場以来となる約9メートル×4メートルの『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に登場する「第3村」の巨大なミニチュアセットの再展示が決定。劇中のシーンをミニチュアセットを眺めながら照らし合わせることが出来る、一風変わった聖地巡礼が楽しめるのもこれが最後の機会となる。

さらに『シン・仮面ライダー』からの新展示や、愛知展ならではのタイアップも今後発表予定。他の会場に来場したことがある人でも、また新しい感動と興奮を味わえるはずだ。

門外不出の膨大な資料と共に庵野秀明という希代のクリエイターの軌跡を辿る最後の機会を、どうぞお見逃しなく。

(C)HIDEAKI ANNO EXHIBITION