
そんな時、アニメの「嫁占い」があることを知りました。しかも、その「嫁占い」を実践している人は、現役のアニメ脚本家だというから驚きです。
今回ゲストの大武正光先生は、アニメ『ダンボール戦機』や『タブー・タトゥー』の脚本やシナリオ設計に参加。ソーシャルゲームでも『天華百剣』に原作協力で参加されています。その上「占い師」もやってらっしゃるというマルチな活躍ぶりを発揮されています。
そこで大武先生に訊いてみました。「嫁占い」ってなんですか?
(取材、構成:かーずSP)
■京アニのヒロインで理想の「俺の嫁」を占ってもらいました
かーずSP
本日はよろしくお願いします。さっそくですが、「嫁占い」ってなんでしょうか?
大武正光先生(以下、大武)
はい。昨今、アニメの本数が増えて毎シーズン視聴アニメを絞れなくて困っている方が多いとそこかしこで聞きます。そこで押しヒロイン=嫁キャラがいると分かるとその作品は見てみたいと思うようになりますよね?
そして、割と多くの方がアニメを見ていて、最初に惚れたヒロインと、最終的に好きなヒロインが変わっていた、なんて経験はあると思います。実は心理学的には第一印象が良い程、人は減点法でそれからの言動を見てしまうので、すぐにガッカリしちゃうんです。逆に最初はパッとしなくても、第二印象が良ければ加点法で見ていくようになるんです。結果、途中で好きなキャラが変わるなんて現象が起きます。