◆陸上 関東学生対校選手権 第1日(21日、栃木・カンセキスタジアムとちぎ)

 男子1部1万メートル決勝が行われ、日大のシャドラック・キップケメイ(4年)が28分15秒16で優勝した。駿河台大のスティーブン・レマイヤン(4年)が28分17秒99で2位に続いた。

東海大の中野純平(3年)が28分19秒39で日本人トップの3位、同じく東海大の南坂柚汰(4年)が28分21秒62で日本人2番手の4位と健闘した。

 中大の三宅悠斗(2年)は28分22秒27で日本勢3番手の5位だった。

 序盤は三宅と早大の山口竣平(3年)が集団のペースを揺さぶりながらレースを展開。ただ終盤は留学生が前に出て、ラストは東海大勢が追い上げ。三宅は「東海大の選手が出たときに反応できなかった。表彰台が取れなかったので70点くらいかなと思います」と淡々と振り返った。

 今年の第102回箱根駅伝(1月2、3日)で1996年以来30年ぶり史上最多15度目の総合優勝を狙った中大は、3、4区で一時首位に立つなど往路3位と粘ったものの復路は6位。2年連続総合5位だった。悔しさをバネに中大は今シーズン、トラックレースから好記録をマークする選手が多く、三宅は「自己ベストを出すとチームの士気は上がっていきますし、そういうことはしっかり意識しています」と言葉に力を込める。

 今年の箱根駅伝は史上初の上位10人の1万メートル平均タイムが27分台と、圧倒的なスピード力が注目された。ただ「『速いだけで強くない』と言われていることが、やっぱりみんな悔しくて…」と三宅。「泥臭い練習を去年からしているので、その結果が少しずつ出てきていると感じます」と中大の選手たちは、まだまだ強くなる。

 関東インカレは1919年に第1回大会が行われ、今年が第105回。1920年に始まり、今年1月に第102回大会が行われた箱根駅伝より歴史は長い。例年5月に開催。各校各種目に3人以内が出場できる。1位8点、2位7点…8位1点が与えられ、対校戦で総得点を競う。男子は16校の1部、それ以外の2部、大学院生の3部に分けられる。1部の15、16位と2部の1、2位が翌年に入れ替わる。女子はすべての大学が1部、大学院生が2部で入れ替えはない。

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