アニメやマンガのキャラクターに恋したことはありますか?
私はあります。それも1度や2度ではありません。
それほどまでに、世の中には魅力的な作品、そしてキャラクターが溢れています。
そこでアニメ!アニメ!では、世間で話題になっている、または筆者の独断と偏見で見繕った作品やキャラクターの中から“イケメン”をピックアップして、その魅力を伝える企画「私のイケメン図鑑」を始動。
第12弾となる今回は、声優・諏訪部順一さんが演じる「俺様キャラ」を紹介します。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとって“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
■『テニスの王子様』跡部景吾
多くの俺様キャラを演じてきている諏訪部さんですが、イメージを定着させたのは『テニスの王子様』の跡部景吾ではないでしょうか。
2021年にアニメ!アニメ!にて実施した「『お前、おもしれー女だな』が脳内再生された声優さんは?」というアンケートで、見事に1位に輝いた諏訪部さん。その理由には、「跡部様で再生されました」というコメントが多数集まりました。
『テニスの王子様』とは「週刊少年ジャンプ」にて連載された、許斐剛先生によるテニスマンガ。続編にあたる『新テニスの王子様』が「ジャンプスクエア」にて連載中です。
2021年10月にはTVアニメ放送20周年を迎え、10年ぶりのTVシリーズとなる『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』が2022年に放送。そして現在、その続きを描いた『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL』が放送中です。
その中に登場する跡部は、類い希なるカリスマ性と実力を持ち、200人も部員のいる氷帝学園テニス部の頂点(部長)に立つ男。多彩な技を持ち、常に試合の主導権を掴み勝利します。
多彩な技の例を挙げると、1打目のスマッシュを相手の手首に当ててラケットを弾き、返ってきた打球を2打目のスマッシュで確実に決める「破滅への輪舞曲(ロンド)」や、相手の関節や骨格が反応できない“絶対死角”に打ち込む「跡部王国(キングダム)」、他にも「氷の世界」「失意への遁走曲(フーガ)」「慟哭への舞曲(ジーク)」「氷の皇帝(エンペラー)」などがあります。
その煌びやかな外見や強気な態度から、チート級強キャラと思われがちな跡部様。しかし、上記した技たちを簡単に習得したわけではありません。彼には、イギリスで過ごした幼少期、テニスが下手だという理由でいじめられていたという過去が。
そんな状況から逃げ出さず、どうすれば自分が生き残れるか悩み、戦略を練った結果に生み出されたのが彼の「眼力(インサイト)」。体格や身体能力に差がある相手に勝つ術を導き出し、それに対応するための技術力・体力、さらには心折れない精神力も身に着けた跡部様は、まさに“努力の人”。跡部財閥という裕福な家庭に生まれ、何不自由なく育ち、苦労なんかしたことないと思いきや、かなり地味で泥臭いテニス人生を送っているのです。
全国大会にて越前リョーマから「負けたら坊主」という条件が出されており、約束を守って頭を丸めて登場するシーンも。
■『BLEACH』グリムジョー・ジャガージャック
現在放送中の『BLEACH』第3クール『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』にて、再登場が願われるグリムジョー・ジャガージャックも諏訪部さんが担当している俺様キャラのひとり。
『BLEACH』は「週刊少年ジャンプ」にて久保帯人先生が手がけたアクションマンガが原作。死神代行になった主人公・黒崎一護が、現世で死した魂魄が集う場所・尸魂界(ソウル・ソサエティ)の動乱に身を投じる物語です。
TVアニメのファイナルシリーズにあたる『BLEACH 千年血戦篇』が2022年10月より放送開始となりました。
そんな『BLEACH』の2007年放送「破面(アランカル)編」で初登場となったグリムジョー。十刃(エスパーダ)のひとりで、極めて好戦的な性格。初めて刃を交えてから一護に対して強い敵概心を抱き、自らの手で倒すことに執着しています。
万全な状態の一護に勝利しなければ意味がないと考え、瀕死状態の彼を井上織姫に治療させるというシーンが。さらに、自身の左腕も織姫に治してもらったことがあり、彼女がロリとメノリに暴行されていた際に助けるという義理堅い行動を見せました。
仲間が傷つけられると怒るという仲間思いな一面も持ち合わせており、敵でありながら憎めないキャラクターです。
■『黒子のバスケ』青峰大輝
2009年から2014年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載され、コミックスの累計発行部数は3,100万部を突破している、藤巻忠俊先生によるバスケットボールマンガ『黒子のバスケ』に登場する青峰大輝も、「俺に勝てるのは俺だけだ」という決め台詞を持った強気キャラでした。
「キセキの世代」のひとりで、主人公・黒子テツヤのかつての“光”だった青峰。
ただ、そんな青峰の驚異的なバスケセンスに対戦相手がついていけず、試合中にも関わらずやる気を喪失。張り合いのない相手とのバスケに青峰も面白さを感じなくなってしまい、次第に部活をサボり気味に。試合でも本気を出さなくなってしまいました。
しかし、黒子の現“光”である火神大我という互角に戦える相手と出会い、練習を再開。その後、見下すような態度や発言は少なくなり、黒子の努力を認めて彼のシュート練習に付き合ったりと面倒見の良さを発揮しています。
さらに、灰崎祥吾が黄瀬涼太に報復しようとした際、それを阻止するために、自分にかかってくるよう挑発。そしてワンパンでKOしてしまうのでした。
グリムジョーと同じく、一見乱暴者に見えつつも、面倒見がよく漢気溢れる熱い性格なところがかっこいい!
厳選して上記した3キャラクターを挙げたのですが、諏訪部さんは他にも『呪術廻戦』の両面宿儺や、『ブルーロック』の馬狼照英などの俺様キャラを演じています。
『新テニ』『BLEACH』、そして『ブルーロック』も現在放送中。さらに『呪術廻戦』は「死滅回游」のアニメ制作、および第2期「懐玉・玉折」劇場版総集編の2025年の公開が決定していることから、これからも引き続き諏訪部さんの俺様キャラに心打たれる機会がありそうです。
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
(C)久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ
(C)藤巻忠俊/集英社・黒子のバスケ製作委員会 (C)「黒子のバスケ」アニメ10周年プロジェクト
私はあります。それも1度や2度ではありません。
なんなら触れた作品すべてに必ず“推し”を作り続けて早ウン十年……。その遍歴を語るのは、私の人生を語るのと一緒と言っていいくらいです。
それほどまでに、世の中には魅力的な作品、そしてキャラクターが溢れています。
そこでアニメ!アニメ!では、世間で話題になっている、または筆者の独断と偏見で見繕った作品やキャラクターの中から“イケメン”をピックアップして、その魅力を伝える企画「私のイケメン図鑑」を始動。
第12弾となる今回は、声優・諏訪部順一さんが演じる「俺様キャラ」を紹介します。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとって“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
■『テニスの王子様』跡部景吾
多くの俺様キャラを演じてきている諏訪部さんですが、イメージを定着させたのは『テニスの王子様』の跡部景吾ではないでしょうか。
2021年にアニメ!アニメ!にて実施した「『お前、おもしれー女だな』が脳内再生された声優さんは?」というアンケートで、見事に1位に輝いた諏訪部さん。その理由には、「跡部様で再生されました」というコメントが多数集まりました。
『テニスの王子様』とは「週刊少年ジャンプ」にて連載された、許斐剛先生によるテニスマンガ。続編にあたる『新テニスの王子様』が「ジャンプスクエア」にて連載中です。
2021年10月にはTVアニメ放送20周年を迎え、10年ぶりのTVシリーズとなる『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』が2022年に放送。そして現在、その続きを描いた『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL』が放送中です。
その中に登場する跡部は、類い希なるカリスマ性と実力を持ち、200人も部員のいる氷帝学園テニス部の頂点(部長)に立つ男。多彩な技を持ち、常に試合の主導権を掴み勝利します。
多彩な技の例を挙げると、1打目のスマッシュを相手の手首に当ててラケットを弾き、返ってきた打球を2打目のスマッシュで確実に決める「破滅への輪舞曲(ロンド)」や、相手の関節や骨格が反応できない“絶対死角”に打ち込む「跡部王国(キングダム)」、他にも「氷の世界」「失意への遁走曲(フーガ)」「慟哭への舞曲(ジーク)」「氷の皇帝(エンペラー)」などがあります。
その煌びやかな外見や強気な態度から、チート級強キャラと思われがちな跡部様。しかし、上記した技たちを簡単に習得したわけではありません。彼には、イギリスで過ごした幼少期、テニスが下手だという理由でいじめられていたという過去が。
そんな状況から逃げ出さず、どうすれば自分が生き残れるか悩み、戦略を練った結果に生み出されたのが彼の「眼力(インサイト)」。体格や身体能力に差がある相手に勝つ術を導き出し、それに対応するための技術力・体力、さらには心折れない精神力も身に着けた跡部様は、まさに“努力の人”。跡部財閥という裕福な家庭に生まれ、何不自由なく育ち、苦労なんかしたことないと思いきや、かなり地味で泥臭いテニス人生を送っているのです。
全国大会にて越前リョーマから「負けたら坊主」という条件が出されており、約束を守って頭を丸めて登場するシーンも。
なんて男らしいのでしょうか……!
■『BLEACH』グリムジョー・ジャガージャック
現在放送中の『BLEACH』第3クール『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』にて、再登場が願われるグリムジョー・ジャガージャックも諏訪部さんが担当している俺様キャラのひとり。
『BLEACH』は「週刊少年ジャンプ」にて久保帯人先生が手がけたアクションマンガが原作。死神代行になった主人公・黒崎一護が、現世で死した魂魄が集う場所・尸魂界(ソウル・ソサエティ)の動乱に身を投じる物語です。
TVアニメのファイナルシリーズにあたる『BLEACH 千年血戦篇』が2022年10月より放送開始となりました。
そんな『BLEACH』の2007年放送「破面(アランカル)編」で初登場となったグリムジョー。十刃(エスパーダ)のひとりで、極めて好戦的な性格。初めて刃を交えてから一護に対して強い敵概心を抱き、自らの手で倒すことに執着しています。
万全な状態の一護に勝利しなければ意味がないと考え、瀕死状態の彼を井上織姫に治療させるというシーンが。さらに、自身の左腕も織姫に治してもらったことがあり、彼女がロリとメノリに暴行されていた際に助けるという義理堅い行動を見せました。
仲間が傷つけられると怒るという仲間思いな一面も持ち合わせており、敵でありながら憎めないキャラクターです。
■『黒子のバスケ』青峰大輝
2009年から2014年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載され、コミックスの累計発行部数は3,100万部を突破している、藤巻忠俊先生によるバスケットボールマンガ『黒子のバスケ』に登場する青峰大輝も、「俺に勝てるのは俺だけだ」という決め台詞を持った強気キャラでした。
「キセキの世代」のひとりで、主人公・黒子テツヤのかつての“光”だった青峰。
圧倒的な身体能力を生かした変幻自在のプレイスタイルで、「DF不可能の点取り屋(アンストッパブルスコアラー)」と呼ばれています。
ただ、そんな青峰の驚異的なバスケセンスに対戦相手がついていけず、試合中にも関わらずやる気を喪失。張り合いのない相手とのバスケに青峰も面白さを感じなくなってしまい、次第に部活をサボり気味に。試合でも本気を出さなくなってしまいました。
しかし、黒子の現“光”である火神大我という互角に戦える相手と出会い、練習を再開。その後、見下すような態度や発言は少なくなり、黒子の努力を認めて彼のシュート練習に付き合ったりと面倒見の良さを発揮しています。
さらに、灰崎祥吾が黄瀬涼太に報復しようとした際、それを阻止するために、自分にかかってくるよう挑発。そしてワンパンでKOしてしまうのでした。
グリムジョーと同じく、一見乱暴者に見えつつも、面倒見がよく漢気溢れる熱い性格なところがかっこいい!
厳選して上記した3キャラクターを挙げたのですが、諏訪部さんは他にも『呪術廻戦』の両面宿儺や、『ブルーロック』の馬狼照英などの俺様キャラを演じています。
『新テニ』『BLEACH』、そして『ブルーロック』も現在放送中。さらに『呪術廻戦』は「死滅回游」のアニメ制作、および第2期「懐玉・玉折」劇場版総集編の2025年の公開が決定していることから、これからも引き続き諏訪部さんの俺様キャラに心打たれる機会がありそうです。
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
(C)久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ
(C)藤巻忠俊/集英社・黒子のバスケ製作委員会 (C)「黒子のバスケ」アニメ10周年プロジェクト
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