CBR400R E-Clutch(グランプリレッド)

ホンダの400ccモデルに「E-Clutch」搭載車が追加

 Hondaは5月15日、水冷・4ストローク・DOHC・直列2気筒・399cm3エンジンを搭載するロードスポーツモデル「CBR400R」とクロスオーバーモデル「NX400」に、「Honda E-Clutch」を採用した新モデルを設定すると発表。


 発売日は「CBR400R E-Clutch」が5月21日、「NX400 E-Clutch」が6月18日で、いずれもHonda Dreamより販売される。


発進、変速、停止でクラッチレバー操作を不要に

 今回のポイントとなるHonda E-Clutchは、二輪車用の有段式マニュアルトランスミッションにおけるクラッチコントロールを自動制御する機構。発進から変速、停止まで、駆動力が変化する場面でライダーによるクラッチレバー操作を必要とせず、電子制御によって最適なクラッチ動作を実現するという。


 ただし、シフトペダルによる変速操作は必要となる。つまり、スクーターのように完全におまかせというわけではなく、ライダーはギアを選びながら走る。そのうえで、クラッチレバー操作の部分を車両側が支援する。Hondaはこれにより、ライダーが「走る・曲がる・止まる」といった操作に集中できるとしている。


 また、Honda E-Clutchはライダーがクラッチレバー操作を行えば、手動でのクラッチコントロールも可能としている。クラッチレバー操作の場合、自動制御は一時的に無効になる。


CBR400Rは2色、NX400は1色を設定

 カラーバリエーションは、CBR400R E-Clutchが「グランプリレッド」と「マットバリスティックブラックメタリック」の2色。グランプリレッドはトリコロールのグラフィックを施したカラーで、マットバリスティックブラックメタリックは精悍な印象のカラーとしている。


 NX400 E-Clutchは「マットバリスティックブラックメタリック」の1色設定。黒を基調に、青とオレンジのアクセントを組み合わせたカラーとなる。


ホンダの400ccに“クラッチ操作ほぼ不要”モデル! 「CBR400R E-Clutch」「NX400 E-Clutch」発売
NX400 E-Clutch(マットバリスティックブラックメタリック)

 価格は、CBR400R E-Clutchのグランプリレッドが108万9000円、マットバリスティックブラックメタリックが99万9900円。NX400 E-Clutchは111万1000円となる。


399cm3直列2気筒、最高出力46PSの基本スペック

 両モデルのエンジンは、水冷4ストロークDOHC 4バルブ直列2気筒で、総排気量は399cm3。

最高出力は34kW[46PS]/9000rpm、最大トルクは38N・m[3.9kgf・m]/7500rpmとなる。変速機は常時噛合式6段リターンを採用。


 車両重量はCBR400R E-Clutchが195kg、NX400 E-Clutchが199kg。シート高はCBR400R E-Clutchが785mm、NX400 E-Clutchが800mm。燃料タンク容量は両モデルとも17Lで、WMTCモード値は28.1km/Lとしている。


 ブレーキは前輪が油圧式ダブルディスク、後輪が油圧式ディスク。フロントサスペンションは倒立タイプのテレスコピック式、リアはプロリンクを採用する。


 スポーツモデルのCBR400R、クロスオーバーモデルのNX400というキャラクターの違いはそのままに、クラッチ操作を支援するE-Clutch搭載車を選べるようになったかたちだ。


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