マイナポイントの申し込みにあたり、マイナンバーカードを読み取り可能なスマートフォン(iPhone 7以降のiPhone、総務省がウェブサイトで公開している「マイナンバーカード読み取り動作対応機種一覧」に記載のNFC Type B搭載Android端末)を保有していない場合は、市区町村の窓口や一部の家電量販店、キャリアショップなどにある「マイナポイント手続きスポット」を利用すると、スマートフォンを新たに購入したり買い替えたりせずに済む。とはいえ、最低1台は、対応端末を保有していたほうが便利だ。
なお、PASMO、メルペイなどに続き、21年12月31日をもってFamiPay、Kyash、mijicaなど、一部のサービスはマイナポイントの受付・マイナポイント付与を終了した。今後も受付終了や新規参画があると思われるため、最大5000円分のキャッシュレス還元分を受け取っていない人は、慌てて今すぐ申し込む必要はなく、残り二つの条件「マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込で7500円相当のマイナポイント付与」「公金受取口座登録で7500円相当のマイナポイント付与」のマイナポイント申込受付が始まってから選んだほうが無難だろう。マイナポイント第2弾の終了日は未定。
交通系電子マネー「Suica」を展開するJR東日本は決済事業者として、引き続きマイナポイント第2弾に参画する。マイナポイントのキャッシュレス還元分の選択先のおすすめは、JRE POINTで最大6000ポイント(マイナポイント分5000ポイント+独自の上乗せ1000ポイント)がもらえるSuica、申し込み後に新たに2万チャージするだけでPayPayボーナス5000円相当がもらえるPayPayだが、どちらも利用登録したくない人は、マイナポイント事業に参画するクレジットカードから選ぼう。(BCN・嵯峨野 芙美)
【関連記事】
マイナポイント第2弾にSuicaが参加、最大6000円相当のJRE POINT
2022年ヒット予想 ロボアド・マネー教育・マイナンバーカード
マイナポイント第2弾の条件「公金受取口座登録」 デジタル庁が概要公開
2021年に売れたiPhoneの99.98%がNFC搭載・マイナンバーカードの読み取りに対応
マイナンバーカードをもっと便利・身近に スマホへの搭載に向けて検討進む