カステラ本家 福砂屋は、創業400周年を記念したプレゼントキャンペーンを、5月7日~8月12日まで実施している。

●福砂屋の商標は「蝙蝠(コウモリ)」
 福砂屋は、1624年(寛永元年甲子)に長崎県で創業し、今年で400周年を迎える。
このメモリアルイヤーの特別企画として、今回、顧客への感謝の気持ちを込めてプレゼントキャンペーンを実施する。
 キャンペーンでは、福砂屋の商品を2000円以上購入し応募した人の中から抽選で400人に、福砂屋のロゴとして永きにわたり親しまれている“蝙蝠”型のお皿をプレゼントする。
 縁起の良い紅色・白色の平皿2枚1組で、裏面には400周年記念ロゴをあしらった、ここでしか手に入れることができない特別なアイテムとなっている。
 福砂屋の商標は「蝙蝠(コウモリ)」。明治時代、福砂屋の12代店主である清太郎の時に、カステラをもっと長崎を代表する菓子として育てたいとの願いを込めて現在の「蝙蝠」の商標へ変更した。
 その際は、1682年(天和2年)の飢饉の際に福砂屋が米を寄進した唐寺・崇福寺の住職の勧めもあったという。

 中国では、「蝠」と「福」が同音で縁起が良く、慶事・幸運の印とされる。長崎という地域としての、中国との絶えることのない交流の歴史から、「蝙蝠」は自然な形で商標となった。
 400周年記念ロゴは、福砂屋のアイデンティティでもある登録商標の「蝙蝠ロゴ」と「400(周年)」をシンプルに表現。とりわけ縁起が良いとされている“赤い色”の蝙蝠をイメージし、椿桃(朱色)で彩っている。
 プレゼントキャンペーンの当選者は、9月下旬に抽選予定。
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