11月22日の「いい夫婦(ふうふ)の日」以降、芸能界では結婚ラッシュを迎えている。一方で「いい夫婦の日」に結婚しながら、のちに離婚を報じられた芸能人もいるため、「必ずしも縁起がいいわけではない」との指摘も多い。
先陣を切るように結婚を発表したのは、タレントの壇蜜と漫画家・清野とおる氏。続けて安藤なつ(メイプル超合金)が一般男性との入籍をブログで報告し、ファンを驚かせた。24日には『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)のなかで、若林正恭(オードリー)が22日に看護師と結婚したことを明かしている。
「いい夫妻(ふさい)の日」となる23日には、「ももいろクローバーZ」元メンバーの歌手・有安杏果が一般男性と入籍。ほかにも、22日から25日にかけて、日本テレビアナウンサーの尾崎里紗、お笑いタレント・イモトアヤコ、タレントの川村ゆきえ、「Official髭男dism」ボーカルの藤原聡などが結婚したことを発表した。
「いい夫婦の日」に合わせて結婚する芸能人が多い一方で、その後、残念ながら離婚に至ったケースもある。そのひとりが女優・田中律子で、1997年11月22日にカメラマンと結婚したものの、2012年に離婚を発表。また07年11月22日に一般女性と結婚した元格闘家の須藤元気・参議院議員は、14年夏に離婚したことを翌年明らかにしている。ちなみに、現在、離婚問題で揺れている元音楽プロデューサー・小室哲哉氏と歌手・KEIKOの結婚も、02年の「いい夫婦の日」だった。
さらに「『パートナー・オブ・ザ・イヤー』に選ばれると、離婚する可能性が高い」という指摘も多い。「『いい夫婦の日』をすすめる会」によって選出される賞で、泥沼離婚劇が話題になった高橋ジョージ・三船美佳、船越英一郎・松居一代も、かつて同賞に輝いた夫婦。ほかにも、宅麻伸・賀来千賀子、森進一・森昌子なども同賞を受賞している。
芸能界の結婚ラッシュを受けて、ネット上には「験担ぎはわかるけど、そこまで語呂合わせにこだわる必要ってあるの?」「離婚する可能性を考えたら11月22日に結婚なんて無理」「おしどり夫婦と言われていた夫婦が泥沼離婚するんだから、もう『パートナー・オブ・ザ・イヤー』を選ぶの、やめたらいいのに」といった声があがっている。
「いい夫婦の日」に結ばれた芸能人カップルには、不吉なレッテルを払拭するためにも幸せな日々を送ってほしい。
(文=編集部)