強制性交罪の容疑で起訴された俳優の新井浩文が27日、保釈された。

「2016年に新井と同じように性犯罪事件を起こして不起訴に終わった俳優の高畑裕太は、いまだに芸能界復帰の道が見えていませんが、起訴までいってしまった新井の復帰は絶望的でしょう」(テレビ局関係者)

 そんな新井だが、今回の保釈をめぐってはマスコミを驚かせる出来事もあったという。



「25日に新井の弁護士が東京地裁に保釈を請求した時、マスコミ関係者の間では『すぐには保釈の許可は下りないのではないか』という見方もありましたが、こればかりはどのタイミングで決定が下るのか、わからないので、請求が出た直後から多くの報道陣が警視庁本部前に集まり張っていました。結局保釈されたのは2日後の27日になってからですが、東京・世田谷区の新井の自宅マンション前にも“ダメ元”で大勢の報道陣が張り込んでいたところに、新井を乗せた車がそのマンションに直行して帰ってきたのには、報道陣も驚いていました。

 最近では、覚せい剤で逮捕された歌手のASKAや元プロ野球選手の清原和博などは、保釈後に自宅以外の場所に直行してしばらく身を隠していましたが、新井はこれだけマスコミに知れ渡っている場所に帰ってくるとは、よほど行く場所がなかったのでしょう」(マスコミ関係者)

 新井はすでに所属事務所を解雇されているが、今後、新井を守ってくれる人はいるのだろうか。芸能事務所関係者はいう。

「一般的に、解雇されたタレントであっても、長年事務所のために尽力した人であれば、多少なりとも手助けするのが芸能事務所の常ですが、新井の前事務所は前社長が昨年に覚せい剤で逮捕された事件もあり、とてもではないが新井に手を差し伸べられる状況ではありません。俳優仲間には信頼されていた新井ですが、先日、ムロツヨシが自身のSNS上で新井を応援する内容を書き込んで謝罪に追い込まれる事態になりました。こうなると、役者仲間も自分の仕事に支障をきたすことを恐れて新井に手を貸すどころか、接触しないようにするでしょう」

 新井の前途は厳しそうだ。
(文=編集部)

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