エムピートレーディングは7月27日、完全ワイヤレスイヤホン「JPRIDE model i ANC」を発表した。スマホアプリで50種類以上のプリセット音色を選ぶだけで、ハイエンドイヤホンの音質もシミュレーションする機能を備える。
アプリのイコライザー機能で自分だけの音質も作れる。AmazonのJPRiDEのストアでの価格は9,999円。8月1日より発売する。

「JPRIDE model i ANC」は、メーカーによるデフォルト音色を持たない完全ワイヤレスイヤホン。開発コンセプトとして「ユーザーが自分の音と出会うイヤホン」を掲げており、アプリとの連携でハイエンド有線イヤホンの音質をシミュレート。メーカーがチューニングしたイヤホンの中から自分の好きな音を探す必要がなくなり、自分好みの音を自分で選びカスタマイズできるのが特徴だ。


ハード面の機能は、定格出力が3mWで、10mmサイズのダイナミックドライバーを内蔵。コーデックはAAC、SBCに対応する。ノイズキャンセリング機能は、ANC、外音取込、風音軽減などのモードを備え、ENC機能で通話品質も高く聞き取りやすい音質で通話できる。

ソフト面では「SOUNDMakeアプリ」との連携で、50種類以上のプリセットから音色を選択できるほか、イコライザー機能で音質を細かくカスタマイズすることも可能。作成した音色設定ファイルは、ユーザー間で共有できる。イコライザーは10バンド対応で、バンドそれぞれにBW設定と3種類のフィルタを設定できる。


「SOUNDMakeアプリ」は8月1日にアップデート予定で、15万円クラスのハイエンドイヤホン×6機種の音色を忠実に再現したプリセット音色パック「HSP (ハイエンド・シミュレート・パック)」のVol.1とVol.2が収録される。既存のプリセット音色も全般的に音質向上が図られる。なお、ハイエンドイヤホンの音色は今後も追加していく予定。

本体はIPX4の防水等級に対応し、内蔵バッテリーによる再生時間は約7.5時間(ANCオフ)。インピーダンスは32Ω、再生周波数帯域は20hz-20Khz。対応プロファイルはHFP / HSP / A2DP / SPP。
本体サイズはW21.8×L31.5×H22.5mm、重さは5g(片側)、充電ケースがW46.8×L62.8×H26mm、重さは36g。