俳優の岡田将生が主演を務める、映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』(公開中)の本編冒頭映像が、公開された。

○■映画『ゆとり』冒頭約7分の本編映像を公開

今回公開されたのは、冒頭約7分間の本編映像。
正和(岡田)と妻の茜(安藤サクラ)との間で繰り広げられる「朝ごはんなんでもいいって何!?」という、日常の“あるある”なシーンや、2児の娘を育てている正和と茜が、市役所の子育て支援課で保育園の相談をするも待機児童の人数も多く、市役所にとある対応を取られてしまう様子など、現代社会の共感できる・タイムリーな問題も描かれている。

一方で、居酒屋から韓国料理屋にリニューアルした店でサムギョプサルを食べながら、正和が麻生(吉田鋼太郎)に「去年の秋から童貞なんです!!」と赤裸々にセックスレスを相談するコミカルなシーンも映し出されているほか、これまでの予告などで明かされていなかった山路(松坂桃李)のデート相手のデート相手を演じた佐久間由衣の姿も初公開。女性経験ゼロの小学校教師・山路がリモートで麻生を参加させる癖の強いデートに呆れた表情を見せている。

そして最後には、感覚ピエロ「拝啓いつかの君へ」のMVが使用されたタイトル映像も収録されている。

【編集部MEMO】
『ゆとりですがなにか』は、2016年4月期に日本テレビ系列で放送された連続ドラマで、2017年7月にはSPドラマも放送された。。
「ゆとり世代」と勝手に社会に括られたアラサー男子3人が、仕事に、家族に、恋に、友情に、迷い、あがきながらも人生に懸命に立ち向かうストーリーが話題を呼んだ。今回の劇場版では、夫婦仲はイマイチ、家業の酒屋も契約打ち切り寸前の正和(岡田将生)、いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路(松坂桃李)、事業に失敗し、中国から帰ってきたフリーター・まりぶ(柳楽優弥)の前に「Z世代」「働き方改革」「テレワーク」「多様性」「グローバル化」といった新時代の波が押し寄せる。ゆとり3人組を演じる岡田、松坂、柳楽をはじめ、安藤サクラ、仲野太賀、吉岡里帆島崎遥香、高橋洋、青木さやか中田喜子、吉田鋼太郎らドラマでお馴染みのキャストも集結。さらに新キャストとして木南晴夏、吉原光夫、上白石萌歌加藤清史郎も出演している。

(C)2023「ゆとりですがなにか」製作委員会